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哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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パーティの翌日から今日まで、風邪でダウン気味であった。
参加者の中に風邪ひきさんがいたのかな。 ここしばらくは、少し疲労が溜まっていたので
ウイルスにやられてしまったようだ。発熱、せき、のどの痛み、鼻水すべてやってきた。
おかげでブログの更新も遅れてしまった。

お月見パーティの日は、朝から雲の多い空模様であった。
4時頃からボチボチ集まり始め、モグラガーデンの芝生で、Yさん指導による造形タイム。
芋のツルを土台にしたクリスマスリース作りである。 自然素材ばかりの材料で各自が
思い思いのリースを楽しそうに真剣に作っていた。 
その後はカフェに移動して、自己紹介をしながらYOKOさんの手作り料理に舌鼓を打つ。

6時ごろ、ランプガーデンに移動して、月明かりの下で、Mさんによる津軽三味線の演奏。
曇り空で月が見えないかと心配していたが、不思議と演奏中は月が顔を見せてくれた。
みんなの祈りが通じたのか、月もうれしくなって顔を覗かせたようである。

そして、カフェに戻って恒例の誰でも参加でがきるライブが始まる。
Sさんと僕のデュオによるジャズ演奏、初参加のSさんの友人による歌、
またまた初参加のIさんによる、ギターの弾語り。
常連のK/Iさんによるブルースギターと弾語り。
そして、最後は忙しい中を参加してくれた、プロであるNAOKOさんのピアノ演奏3曲。
3曲目の「My foolish heart」は、特に素晴らしい演奏であった。みな感激。
お腹も心も満足したところで、記念写真を撮ってお開きとなった。

子供も入れて総勢28名の参加。初参加の方が半数近くも居たのは嬉しい限りであった。

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# by lampnosizuku | 2008-10-17 23:41 | ivent

秋も深まりつつ


赤トンボの数も少なくなり、すっかり秋が深まっている。
秋といえば、媒体に「芸術の秋」という文字が登場するのが常であったが
この数年、この言葉も聞かなくなった気がする。
やはり、多くの人の関心事は「食欲の秋」なのであろうか。
女性ターゲットの月刊雑誌などでは、何も秋に限らず、年中グルメ特集をしている。
それはそれで良いのだが、せめて秋くらいは芸術という言葉を露出して欲しい気もする。
芸術という言葉を、もっと身近に簡単にしたいと思っている僕にとっては
例え秋だけでも、媒体誌面に芸術という言葉が氾濫して欲しいのだが。

自然界も実りの秋を迎えている。 
カラスウリや野葡萄も色づき始め、ドングリが小さな顔を覗かせている。 
山を散策するのが楽しみな時期になってきた。 
紅葉はまだまだだが、木々たちも冬支度に忙しそうである。

12日はお月見の会である。 秋雨前線が遠ざかってくれることを祈るしかない。
今回は、ライブの参加者が増えそうで楽しみにしている。

数日前スタッフのYさんが、秋の好天に誘惑され、山の中を散策しながらいつもと違う道で
美術館にやって来た。 
途中、美しい池と黄花コスモスの群生を発見したと云って喜んでいた。
さっそく、僕も出かけてみたが、ここから10分くらいの山の中にその場所はあった。
こんな近くにあったなんて。 
まだまだ知らない素敵な場所がある気がするので、この秋は探検に出かけようと思う。

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# by lampnosizuku | 2008-10-08 23:51 | daily

冬支度が始まる


ここしばらく続いていた爽やかな秋も、昨日からの急な冷え込みに驚いているようだ。
今朝の気温は12度である。 夜中に寒さで目が覚め、毛布を引っ張り出す始末。
まだ九月だというのに、冬が急いているのか。
近年は異常気象続きだから驚きもしないが、実りの秋が異変を起さねばと心配になる。

昼間でも涼しさを通り越して寒いと感じるようになった。
今日から冬支度をすることにした。 コタツも出してセット。ストーブは掃除する。
夜になって一段と寒くなったので、コタツに入ってブログを更新中である。

数日前、横浜のNさんから秋海棠とキンシバイの苗が送られたきた。
Nさんは、当初から芸術の森マフィーを遠方より支援してくださる有難い会員である。
花好きのNさんの庭には、沢山の美しい花木が育っているようである。
一緒にターシャの絵葉書が送られてきたが、きっと、ターシャのように花を愛して焦らず
ガーデン造りに励めというメッセージだろうと思う。 

仔猫のシャガールとダビンチも、そろそろ生後5ヶ月になる。
日に日に成長が著しく、来た頃よりふたまわりくらい大きくなった。
好奇心も旺盛だが、昼間は外でのんびり遊んでいる。
寝るときは別々だが、昨夜は寒かったのか二匹一緒に抱き合って寝ていた。
仔猫にとっても、初めての厳しい冬が迫っている。

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# by lampnosizuku | 2008-09-28 23:32 | garden

心配した台風も


昨年のように、この辺りを台風が通過すると、ガーデンの花たちが一斉にやられてしまう。
13号台風が三重県に接近した時は、とても心配であった。
南部の尾鷲では800ミリもの雨量であったが、ここは何とか直撃を免れた。
コスモスが数本倒されたくらいで、大きな被害にはならなかったのは幸いであった。

地理的に、日本が台風の進路にあたることは避けられない。
どんなに科学が進歩しようと、自然の猛威の前にはなす術がない。
可能な自衛策を取ることしか方法がないが、あとは祈ることぐらいしかできない。
地震や台風だけは、自然との共生の範疇を超えた突発事故のようなものである。

雨は植物や農作物にとっては有難いものである。
しかし、それにも程度という問題がある。
これがけ長雨が続き、雨量も度を越すと、有難さを通り越して恨めしくなる。
何事にも適度であることが肝要だが、自然の摂理は人間の推量をはるかに超えている。
地球にとっては、地震も台風も不可欠な事象であろうから、間借りしている人間は
ただただ耐え忍ぶしかない。

ここ最近、町おこしなどで祭りの再興が盛んであるが
神事や祭事や農に関する祭りの意味を、本来的に捉えなおす必要があるとも思う。
人間には、せいぜい自然と折り合い、自然の神に祈ることくらいしかできないからである。
田舎で生活していると、アニミズムの神聖な感覚が分かるような気がする。


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# by lampnosizuku | 2008-09-22 00:03 | daily

二週間も降り続いた雨がウソのように晴れ上がり、好天が続いている。
空にはうろこ雲や飛行機雲が現れ、気持ちの良い風が吹き抜けてゆく。

パソコンの調子が落雷以来芳しくなく、正直参っている。
もう寿命かもしれないが、買い換える余裕もないので、騙し騙し使うしかない。
そんな訳で久しぶりの更新となった。

急に涼しくなってモグラガーデンの草花たちも、主役の交代が続いている。
秋の七草である萩が、あちこちで咲き乱れている。
紫式部も淡い紫の玉スダレが鮮やかである。
風船かずらは、もう種作りに忙しそうである。 水引は背丈を一杯伸ばしている。
今日は一斉に彼岸花が花開いた。 ドームの葛は淡い紫の花を咲かせ妖しい色香を
放っている。 うれしいことに、三年目の柚が初めて実を付けた。

無数の赤トンボも急に少なくなり、唐辛子の様なアキアカネが飛び始めた。
夜ともなれば、虫たちの大合唱である。 これが意外と大きなボリュームである。
季節は、いよいよ秋本番である。

今宵は仲秋の名月である。 うす曇であるが、美しい満月がいま輝いている。
哲学舎の「お月見」は、後の月・十三夜とも云われる来月に行う。
今年の十三夜は十月十一日だが、パーティは十二日の日曜日に予定している。
僕は何故か十三夜の月の方が好きである。 
是非みなさんにも美しい月を見ていただきたいと思う。

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# by lampnosizuku | 2008-09-14 22:30 | garden