哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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13日(日)の午後、哲学舎にて秋の「音の楽芸会」が開催された。
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朝からすっきりしない天気で10時頃には小雨も少し。
天が祈りに応えたのか、何とか天気は徐々に回復し、正午頃には青空も。
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お弁当を持って、ガーデンでランチする方もちらほら。
昼頃には、参加者もそれぞれに到着し、ガーデンに人の花が咲き始める。
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ガーデンの片隅では、スタッフの造形作家Fさんによる
山で採取した自然素材を使ったワークショップ「窓飾り」作りが進行中。
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日常を忘れ、童心に還っての癒しの時間である。
一時間近くも制作に没頭するお兄さん方がいたのには、自然と頬がゆるむ。
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その横では、哲学舎を応援するプチマルシェが開かれ
こころある方たちが、協力して下さった。感謝である。
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さて、午後一時になり、いよいよ「音の楽芸会」の始まりである。
初参加の方々の自己紹介があり、みんなで温かく歓迎の拍手。
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前半の1番手はアートエッグYUMIさんの、ハープの弾き語りである。オリジナルの作品が2曲。
自作のCDをバックに独特の幽玄の世界へと聴衆を誘った。
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二番手は、いつも一番手でみんなを和ませてくれていたKaさんのオカリナ。
今回は初の二番手である。YUMIさんのあとで緊張されたのか調子が出ない。
そこでエリックさんに助っ人を頼んで、やっと落ち着いた様子。 本人が涙そうそうであったかも。
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三番手は、Iさんのボーカルである。JAZZのスタンダードを唄われるので
シバヨーさんと僕でサポート。練習の成果が発揮されてきたようである。
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四番手は、初参加のKiさんによるギター弾き語り。
洋楽から和声ポップスまでレパートリーは多そうである。
今回はエリックさんのサポートでポップスを2曲。サウスポーで決めスター気分が匂う。
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五番手は、クラッシックギターも弾き語りもこなすクマさんの登場である。
昨年初参加であったが、この一年間の進歩には驚かされる。
弾き語りも披露してくれたが、なかなかのシブイ歌声にみんなも少しうっとり。
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六番手は、毎回忙しい中を応援に駆けつけてくれる、ゲストのシバヨーさん。
ボイストレーニングをかかさないプロである。
最近はカンツォーネにもチャレンジしているようである。
サンレモ祭の曲を披露してくれたが、その声量や表現力に場内シーンとなる。
アンコールでは自作の「ふるさとはアジア」を披露。
無料でシバヨーを聴けるなんて、ここの参加者は本当にラッキーである。
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ここで前半終了。しばしの休憩タイム。

ガーデンにて、全員の記念撮影。
みんなのリラックスぶりがうかがえる。
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Kさんの手造りシフォンケーキやMさんの手造りケーキや
Fさんの手造りピザなどをお腹いっぱい食べながら歓談。
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後半の始まりである。
七番手は、エリック&タカコの登場である。
不思議な温かさがあるタカコさんの歌声に癒される方は多いと思われる。
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僕もサポートに入って「こころの瞳」を。
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八番手は、エリックさんのギター弾き語りである。
最近は弾き語りの機会が多いのか、声に伸びと艶が増している気がした。
何かに触発されたのか、高校時代に作ったオリジナル曲も披露してくれた。
相変わらずギターワークがすばらしい。シバヨー同様に今日の聴衆はラッキーである。
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九番手は地元いなべのシンちゃんである。
前日の小牧での夜更かしと深酒で、かなりバテ気味であったが
エリックさんとシバヨーさんという贅沢なサポートに囲まれて「君は友達」をしぶく熱唱。
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十番手は、二回目参加の岐阜のMさん。
懐かしいインストと弾き語り。
太く声量のある声はクラッシックの発声に近いものがある。
関ヶ原のカフェ「暖暖・のんのん」でも活躍中である。
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十一番手は、飛び入り初参加の鈴鹿からやって来たSさん。
小さなお子さんを二人従えての初ステージである。
家族がいるという幸せを、オリジナルな曲にして弾き語ってくれたさわやかパパ。
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十二番手今回のトリは、二回目参加のモモカン&ジョリさん。
今年から、本格的に夫婦で練習をし始めた模様である。
まだ粗削りであるが、将来が楽しみなユニットである。
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今回は四日市の市民ジャズ祭と重なったために、春に参加の数組が不参加であったが
12組の参加があり、和気あいあいとのんびりした時間の流れに包まれた一日であった。

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今の時代、全国のあちこちで音楽を媒介としたオープンなイベントが沢山開かれている。
フォーク系から和製ポップスやジャズ系まで、年齢層も様々である。一種のブームであろうか。

今やカラオケブームに近いイカ天状態の様相を呈しているのかもしれない。
一人ひとりがステージで主人公になれることは、ある意味素晴らしいことであろう。

演奏テクニックや歌唱力でいえば、今のアマチュアはかなりレベルが高い。
「私うまいでしょ?」「僕カッコいいでしょ?」とステージからの無言の催促を感じるとき
確かに「うまいね」と云えることもあるが、決定的に何かが足りないのである。

音楽が人の心に対して力を発揮するのは、決して技術的なうまいへたではないであろう。
その人が持っている哲学や感覚が、カバーであろうとオリジナルであろうと、音に込めて表現されるなら
必ずや、聴く者のこころに伝わると思うし、音楽が意味を持つ存在となるであろうと思う。

そろそろ、そんなオープンマイクやイベントが増えてくれたらと思うし
哲学舎の「音の楽芸会」も楽しくも意義深いものにしていきたいと思う。
by lampnosizuku | 2015-09-17 22:47 | ivent