哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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いづれアヤメか・・・


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相変わらず涼しい皐月が続いている。
明日は少し蒸し暑くなるらしいが、まだ暑いという感覚はない。

バイカウツギが気持ちよさそうに満開となっている。
ノイバラもアーチからはみ出しそうである。

梅雨も近づいて、イネ科の草たちが元気一杯にあちこちに顔を出す。
毎日のように草抜きをしないと追いつかない。

芝生も伸び始めたので、草刈機で刈っているが
手元が狂うと土まで削ってしまい、芝生が禿げてしまうので難しい。

今はスイセンが枯れ始めたので、草たちと一緒に抜いている。
オオバコやミツバはなかなか抜けないので、毎年苦労する。どうしてこんなに増えるんだろうか。

ノイチゴやカタバミが、黄色いかわいい花を一杯付けている。
ドクダミもそろそろ一斉に咲きそうである。

ドクダミは十字草と云って、かわいい白い十字架のような花を咲かせる。
葉っぱは、名前の如く虫刺されには抜群の効き目をあらわす。

道端では、アザミがぼんぼりの様に咲き乱れ
ヤマアジサイが蕾を膨らませている。


皐月と云えば、アヤメ科の植物たちが主役である。
ガーデンには、アイリス、アヤメ、ショウブ、キショウブ、カキツバタがある。

しかし、アイリスをのぞいて、未だにその区別が分からない。
いづれがアヤメかカキツバタと、昔から云われるほどであるから無理もない。

哲学舎を覆うキヅタが、その勢いを増している。
それに負けまいと、玄関横ではテイカカズラが一杯花を付けている。

梅雨入り前の、さわやかな皐月を楽しめるのもあとわずかである。


1Fの想い出づくりギャラリーでは、西脇守さんの個展が始まっている。
鑑賞の後に、ガーデンで風に吹かれてお弁当をいただくのも、よろしいかと。

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by lampnosizuku | 2012-05-24 22:14 | daily

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おかしな天候は、いつまで続くのであろうか。
朝の気温は、毎日のように10度を下回っている。

夜ともなれば、炬燵なしでは風邪を引きそうである。
毛布もまだ片付けられそうにない。

夏至まで、あとひと月である。
このまま行けば、願ってもない冷夏となる。

電力会社の喧伝する電力不足のデータが、本当かどうかは分からない。
どちらにせよ、原発ゼロで乗り切れるなら、それに越したことはない。

今夏は汗をかいて、体内の塩分を入れ替えるよいチャンスである。
塩分の入れ替えが上手く行かないと、病気の原因にもなるらしいから、大いに汗をかくべきである。

昔はクーラーなどなくて、もっと暑かったのに
みんな汗をしっかりとかいていたから、熱中症なんてことは殆どなかった。

現代人は、便利と引き換えに
ひ弱な体力を引き受けてしまったようである。

・・・・・・・・・・・・

新芽の季節になってから、シカ君の家族が良くガーデンに遊びに来る。
シカ君の好物は、ギボウシの新芽であるが、今年はカサブランカの花芽も平らげた。

今朝は、あちこちにまん丸いフンを残し
アジサイの新芽まで平らげていた。

今ガーデンでは、いろんな生きものたちが元気に動き回っている。
モグラ君は少しおとなしくなったが、トカゲ君やヘビ君やクモ君たちは忙しそうである。

水田のカエル君たちの合唱も、少し大人しくなってきたが
ここのアマガエル君は、あちこちで鳴いている。

昼間は、結構一箇所でじっとしていて、数時間も動かない。
ダヴィ君が面白がって、カエル君にチョッカイを出したら、寸前のところでションベンをして逃げられた。

カエルのションベンとは良く聞いていた言葉だが
目の前で実際に見たのは初めてである。 でもどういう意味なんだろうか。

チョウチョウ君に混じって、トンボ君が顔を見せ始めた。
バッタ君やカナブン君やハチ君たちも元気である。

スズメバチ君は、昨年大きな巣を美術館の壁に造って
みんなを驚かせていたので、冬の間に除去したが、今年も森からやって来るであろう。

いたずらしなければ、まず刺すことはないのだが
来館者にもしものことがあってはいけないので、女王蜂を捕ることにした。

酒と酢と砂糖で蜜を作り、捕獲の仕掛けを作る。
ガーデンの数箇所にぶら下げて、数日経ったら、案の定女王蜂が二匹も捕まった。

昨年産まれた女王蜂は、五月から活動を再開して産卵するらしい。
だから、今の時期に捕まえないと駄目らしい。

まだ数匹はいる様子だから、仕掛けにはまってくれるのを待つしかない。
クマンバチ君は大人しくてユーモラスなのに、スズメバチ君は見るからに恐ろしい顔立ちである。

ガーデンでは、まだタンポポが咲いている。
でも、さすがに夏の訪れを感じているのか、アジサイが蕾を付けだした。

シランが美しい白い花を咲かせている。
バイカウツギもちらほら咲き出しているし、ノイバラも咲き出している。

アイリスはもう咲き終わってしまったが、ハナショウブが蕾を膨らませている。
マーガレットは昨年の倍に増えて、一面を白く染めている。

一年の内で、まさに今がホワイトガーデンと呼べるであろう。

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by lampnosizuku | 2012-05-21 00:20 | daily

虫たちも飛び回る


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季節はずれの冷え込みも一段落して、爽やかな皐月が戻って来た。
陽射しは眩しさを増しているようだ。

ノイバラの白い花が少しずつ咲き始めている。
いつもなら、バイカウツギが先に咲くのだが、今年は逆のようだ。

まだまだ花木たちも戸惑っているのか。
晩春と初夏がせめぎ合っている。

森に棲むシカ君の家族が、毎日のように遊びに来ている。
ギボウシは数箇所に植えてあるのだが、なぜか決まった二箇所だけがお好みようである。

多少の被害はあるが、こちらがお邪魔している身である。
上手く付き合っていくしかない。

モンシロチョウがまだ飛んでいるが
この数日は、クロアゲハが盛んにやって来るようになった。

カナブンたちもブルーベリーの花がお気に入りの様子。
ミツバチ君たちは、やはりツツジが美味しいのであろう。

クマンバチ君は、大きな身体をユーモラスに動かして
花から花へと蜜を求めて忙しそうである。

クマンバチ君は見た目が怖そうであるが、性格は全くおとなしい。
まず攻撃して来ることはない。 スズメバチ君とは大違いである。

ヒヨドリ君の赤ちゃんが産まれたのか、初めて三匹でやって来た。
ツガイで行動する鳥である。 珍しい光景を目にすることが出来ラッキーである。

猫のダヴィンチ君は、やっとサカリが過ぎたのか
この数日は、家の中やガーデンで昼寝三昧である。

ガーデンで咲く花の移り変わりが、少し目まぐるしい。
雑草という草はないのだが、それでもオジャマムシになる草たちはいる。

彼らもかわいい花を咲かせるのだが
見とれているのは数日だけにしておかないと、後が大変である。

エビネが大きくなって妖艶な花を咲かせているし
シランが株数を増やして、控えめに咲いている。

JAでフクシアを見つけたので買い求めたが
この紫と赤の鮮やかな組み合わせが、僕には未だに謎である。

今夜も外はひんやりとしている。
このままだと、どうやら今年の夏は、より短くなりそうな気配である。

ホタルの幼虫君たちは、今ごろ何を想っているのだろうか?

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by lampnosizuku | 2012-05-16 22:42 | daily

さつき冷え


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今年は本当におかしな気候が続いている。
昨日と今日の朝の気温は8度であった。

あまりの予期せぬ寒さに、毛布を引っ張りだした。
今も、炬燵に入って更新している状態である。

北海道では皐月の雪。
アルプスは冬山状態のままである。

珍しい竜巻なども起きている。
地震や放射能汚染に始まり、日本は何かに呪われているのであろうか。

政治の状況はカオスを極めているし
経済の先行きも不安要素満載である。

こんなにも目まぐるしく気候が変化し、気圧の変化が激しければ
老いた身体や病身には、かなりの負担となる。

それが影響したのか、このひと月で知人が3人も他界した。
僕も、そろそろ油断の出来ない歳になって来たと再認識させられた。

ガーデンの花木たちも、戸惑っていることであろうが
土の中では、確実に夏が近づいているようである。

この冷えを喜んでいるのは、ウグイス君だけである。
今日も一日中、ガーデンの木々を渡り歩いて鳴き通しであった。

ウグイスは声はすれども姿は見えぬというが、本当のようだ。
声はすぐそこでしているのに、なかなか姿が見えない。

5分くらいじっと見つめて探していても難しい。
飛び立った時に、少しだけ茶色の姿が見える。

写真に収めようと待っていても、デジカメではとても難しいが
何とか姿らしきものを捉えたので(尻尾は見えているが)載せておく。

ウグイスが鶯色をしていないことは前にも書いたが
茶色い尻尾で確認できれば良いのであるが・・・。

台風でやられた藤棚の藤も、十数個咲いてくれた。
オオデマリやウノハナも沢山咲いている。

鉢植えのタイツリソウが、今年も咲いてくれた。
オーニソガラムも増えているようだ。

ヤマアジサイやイバラが少しだけ蕾を膨らませて、梅雨を待っている。
そう云えば、夏至まではあとひと月足らずである。

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by lampnosizuku | 2012-05-12 22:36 | daily

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ゴールデンウィークの前半は、何とか好天に恵まれたが
後半は、一変して季節はずれの荒天となった。

アルプスでは、猛吹雪で遭難が続き
関東では、竜巻の強襲でかなりの被害が出ているらしい。

今年は、冬の間からおかしな天候状況が続いていたが
まさか、五月に入っても荒れ狂うとは、予想できなかったであろうし
そう思いたくなかったのであろうか。

だが、現実の自然は、そんなに甘くはないのである。
山に住んでいると、痛みを積み重ねながら、それが分かってくる。

自然をなめたら必ず痛い目に会うのである。
人間が如何に小さな存在であるのか、痛みを伴って初めて知るのであるが。

自然にやさしくなんてコピーが一時流行っていたが、とんでもない話である。
やさしくされているのは、我々人間の方なのである。

そのことを自覚しないで、人間の力を過信するから
自然たちに逆襲され翻弄されるのである。

どうやら現代人は、ここまで痛めつけられても
まだまだ科学の力が勝っていると、根拠のない妄信に執りつかれている様である。

人間の叡智は、確かに素晴らしい有益な科学を発展させて来たであろう。
だが、科学はあくまでも自然と共生すべきものであり
自然と対決したり克服したりするべきものではないはずである。

原発ゼロの今日を境に、我々は何をどう考えたらよいのかが問われている。
パンドラの箱に入っていたものは、何も原発だけではなかったはずである。

一人ひとりが、生きる意味を問われているのである。
今が、自然と本当の意味で対話するよいチャンスかもしれない。


・・・・・・・・・・・・・・・・

ガーデンは一気に初夏の様相を呈している。
今日はメイストームに荒らされたが、新緑が眩しいくらいに輝いている。

哲学舎の壁を伝うツタが、急に伸びだしている。
ヤマブキも黄色い八重のものと、白い一重のものが咲いている。

スズランやアマドコロやナルコユリも咲き出した。
タンポポはもう綿毛となって宙に舞っている。

アイリスの蕾が顔を出し、カキツバタやショウブも青葉を伸ばしている。
カタバミやキツネノボタンたちも元気である。

猫のダヴィンチ君は、二週間ほど毎日出かけていたが
やっとサカリが収まったのか、あまり出かけなくなった。

彼も今年の五月で、満4歳になる。 僕の良き相棒でもある。
全くマイペースで生きているので羨ましいくらいである。
せめて招き猫くらいはしてほしいと思うのだが、飼い主の心猫知らずである。

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by lampnosizuku | 2012-05-06 23:57 | daily

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気象の異常さが、まだ続いている。
やっと暖かくなったと喜んでいたら、昨日などは北よりの風である。

低気圧が機嫌を損ねたのか、冷たい雨と風が吹き荒れた。
サツキも咲いて、もう五月だというのに・・・。

そんな中、心配していた雨が朝方には止んで
昨日は、野外でのピザパーティを無事に開くことが出来た。

雨天時のことを考えての、両面作戦は準備が大変であった。
だが、祈りが通じたのか天は青空さえ見せてくれた。

山の天気を心配する参加者たちの問い合わせが続く。
都会は暑いくらいの陽気であったらしい。

昼前から料理担当のYOKOさんが来てくれて、準備に取り掛かる。
今回はスタッフのYUさんが、体調を壊して来られないので二人で奮闘する。

2時過ぎには、KUさんとFU君とHI君が手伝いに来てくれたので助かった。
前日までに大体の準備はしておいたので、スムースに運ぶ。

4時前辺りから、ボチボチと集まりだした。
受付を済ました人から、ガーデンで創作タイム。

今回は、筍の皮やムギの穂や木の実などを使っての人形作り。
担当アドバイス役はFU君。 なかなか面白い作品が出来上がっていた。
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5時前には、殆どの参加者が集まり
ピザ釜で焼けたピザを肴に酒盛りである。
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ピザを焼くのに集中していて、肝心の釜の写真を撮るのを忘れていた。
釜の熱が冷めない内に、12枚を二分ずつ一気に焼くのである。

この頃から、雲行きが怪しくなり始め、寒ささえ感じる気温になって来た。
呑ん兵衛たちは心地よさそうであるが、呑まない人には少しつらい。
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6時までの予定を少し早めて、45分にカフェに。
全員で荷物をあっという間に移動する。こういう場合の協力体制はさすがである。

しばらくカフェで呑み直し食べ直しである。
温かい筍ご飯も出来上がっていたので、嬉しそうであった。
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満腹になったころ、いよいよ自己紹介タイムである。
今回の参加者は27名。初めての参加者が8名も来てくれた。

初めての参加者たちは、やはり緊張気味であったが
ノリのいいオヤジさんであるSFさんの紹介辺りでは、笑顔も出てリラックス。
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そして、6時過ぎからドキドキライブが始まる。

一番手は、小5のSI君。エグザイルの曲を暗譜でピアノ独奏。
小さな手でよく弾けるものである。なかなかの度胸と演奏に一同感心であった。
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二番手は、毎回参加のKAさんのオカリナとSUさんのピアノ伴奏。
いつもぶっつけ本番である。1曲目は珍しく緊張して違うパートを吹いてしまったのであるが
そこは度胸のあるところ、すぐに挽回事なきを得る。
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三番手は、自称ブルースシンガーSFさんのギター弾き語りである。
酔いも手伝ってか、間違えると最初から堂々とやり直すなんぞお手のものである。
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四番手は、初参加のKAさんとISさんの二胡による合奏である。
二胡という楽器は、僕を始め殆どの人が初めて見る楽器だったのでISさんに説明をしていただいた。
弓の中に弦が入っているとはびっくりであったが、その音色には懐かしい響きがあった。
アンコールがあったほどである。みんなの心に響いたものは何だったのであろうか。
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五番手は、これもまた初参加のSAさんによる、ギターの弾き語りである。
還暦を迎えたばかりという世代。オヤジたちにとっては懐かしいナンバーばかりであった。
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ここで前半を終え、休憩タイム。
サツマイモの天麩羅やシフォンケーキが登場してみんな大喜び。

7時過ぎから後半のライブが始まる。

六番手は、久しぶりの登場であるKEさんのヴォーカルである。伴奏はSUさんのピアノ。
ジャズナンバーを3曲熱唱してくれた。
歌い始めた三年前の初々しさは消え、堂々とした歌いっぷりに、場数を踏んだ経験が生きていた。
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七番手は、初参加のGEさんのコンガと奥さんのピアノに、僕のベースでぶっつけ本番。
GEさんはインドネシアの人、奥さんは日本の人である。
インドネシアの曲を演奏するのかと思っていたら、奥さんがジャズピアニストということで
スタンダードを二曲演奏していただいた。 ご主人のGEさんの方が緊張で汗びっしょりであった。
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八番手は、HAさんのヴォーカルとSUSANのギター伴奏。
さすがベテラン、懐かしい「アドロ」と「テネシーワルツ」を歌ってくれた。
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そして最後は、恒例となったSUSANのギター弾き語りで二曲。
全員で「you are my sunshine」を合唱して、無事にライブを終えることが出来た。
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手伝いの方、差し入れをいただいた方、演奏してくれた方
そして来て下さった方全員に感謝の意を伝えて、記念撮影へ。

やはり、最後にはみんなみんな、とってもいい笑顔になっている。
準備や片付けでかなり疲れたが、やって良かったと思い直す瞬間である。
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こんな笑顔が、毎回一人でも多く増えていくよう願わずにはいられない。
僕に与えられた役割に向けて、今年もゆっくりだが頑張ろうと思う。
by lampnosizuku | 2012-05-05 00:47 | ivent