哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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祈り


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少し暑いくらいの陽射しが続いたこの数日。
爛漫とした春は、一気にその役目を終えたようだ。

待ち構えていた初夏の役者たちが、一斉に元気になっている。
今日のやさしい雨で、その勢いは一気に夏へと向かうかもしれない。

だが、まだ4月である。
夜ともなれば温度は12~3度くらいまで下がり、炬燵が恋しい。

満開だった枝垂桜やハナモモやレンギョたちは、静かに姿を消した。
ムスカリやイカリソウやタンポポは、春を惜しんで頑張っている。

何度も病気にかかって諦めかけていたカリンが、初めて花をつけた。
ガーデンは無農薬でと頑張っているが、カリンの根元だけはラストチャンスとダイセン薬を撒いていた。

それが奏を効したとするならば、今年もと思うが、やはり無農薬で頑張りたい。
カリンにとっては、この土地の土質に慣れるまで5年を要したということなのか。

木酢液だけで、来年も開花してくれるならうれしい話であるが。
やはり、自然の生きものは、薬の力を借りずに自立できるように出来ているはずである。

本来は、人間という生きものも、自然治癒力が備わっていて
薬などに頼らなくても治癒してゆくはずである。

しかし、特に私たち現代人といわれる人間は、結構無批判に薬を受け入れてしまう。
結果、薬害にあってからその怖ろしさに戦慄する始末である。

何事も一面的には判断できないが
氾濫する情報やCMなどを、自分なりに吟味せず無批判に受け入れるのもどうかと思う。

食材や添加物などに関しても同様なことを考えるべきなのだが
今回のような放射能汚染の問題が起きなければ、無関心のうちに流されていたであろう。

要は、自分の身体や健康に関しては、自分で勉強し判断するしかないのである。
自分の存在が、植物や他の動物たちと同じ自然治癒力を備えた生きものであることを認識することである。

歳を重ねて来ると、健康の有難さが身に染みて分かるようになる。
意識や気持ちはまだまだ若いつもりでも、残念ながら肉体は歳相応に劣化してゆくのである。

運動や食事などで、その劣化の速度を遅らせることも出来そうだが
やはり、何と云っても前向きな意識がモノを云いそうである。

70歳からでも筋力は付くと云われている。
80歳からでも英語は覚えられるはずである。

だが、そうは云っても、哀しいかな凡人のなせる業である。
せめて食事に気をつけ、適度な運動をして、健康第一を心掛けるしかない。

美しい花たちも、時が来ればその生を終える。
そして、種子を遺して未来へといのちを紡いでゆく。

人間も、必ずやその生を終える。
果たして、何を遺してゆけるかが問題かもしれないが・・・。

65歳になる今、いのちあること、生かされていることに感謝して
真剣に哲学し、人間としての種づくりに精を出したいと思う。

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by lampnosizuku | 2012-04-26 22:49 | daily

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数日前から、急に暖かくなって桜たちが一斉に花開いている。
枝垂桜も今日が満開。 午後からは少し風にあおられて散り始めている。

今年の山桜は、直前まで寒かったのが響いたのか
花と葉が一緒に出始めて、見た目には可哀想であった。

でもその横で、ソメイヨシノだけは満開を演出している。
ハナモモも淡いピンクで桜たちと競演である。

昨日から、急に温度があがり、まるで初夏の様相を呈している。
ガーデンでは、タンポポが咲きムスカリたちがあちこちで咲いているのに。

雪柳がその白さで爽やかさを演出しているのに
すぐ傍では、もうヤマブキが陽光に照らされている。

ツルニチニチソウが一杯咲き始め
シャガも暖かさに応えている。

日陰では、クリスマスローズがまだ頑張っている。
ハナニラやカキドオシやオドリコソウたちも、春だと叫んでいる。

チューリップだけが、お先に失礼とばかり姿を消した。
ヤマツツジは透明感のあるピンクで輝いている。

春と初夏がせめぎあう一日であった気がする。
オジャマ草君たちも元気一杯である。

いよいよ忙しいガーデンの季節が始まった。
芳しくない膝を上手く庇いながら、草抜太郎に変身である。

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by lampnosizuku | 2012-04-19 22:38 | daily

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春一番が吹いてから、このひと月の間に
何度春の嵐が吹き荒れたことか。 おそらく春六番まで吹き荒れた気がする。

気温も平年よりは上がらず、数日前まではストーブなしではいられなかった。
しかし、季節はやはり春となったのであろう。

一昨日のやさしい雨に続いて、昨日は一変して暖かくなり16度まで上がった。
この急激な気温の変化に、身体が戸惑うのも無理はない。

だが、ガーデンの花たちは、待ちわびたように一斉に反応している。
タンポポが花開いたかと思えば、チューリップが一斉に頭をもたげている。

ハナニラやオオイヌノフグリやオドリコソウたちはあちこちで咲き出している。
少し日陰では、バイモユリやスノーフレイクが咲き出している。

朝日を浴びて、ハクモクレンが天を突いている。
レンギョは陽射しに応えて輝いている。

山桜が咲き始め、ハナモモも蕾を膨らませている。
シダレザウラもやっと二分まで膨らんでいる。

今日の暖かさで、サクラたちは一斉に膨らむであろう。
夕方から雨が降り出しているが、シトシトとした春雨である。

この数日が、春を存分に満喫できるワンチャンスである。
虫君たちも、あちこちから這い出してきて、また賑やかなガーデンになりそうである。

猫のダヴィ君は、相変わらず毎晩散歩に出かけている。
朝に帰って来ては、もっぱら昼寝である。

最近は、また色気づいたのか、よく喧嘩をして帰って来る。
必ずといっていいほど、顔に怪我をしてくるが、同じ場所ばかりやられてくる。

どうやら、喧嘩相手は決まっているらしい。
三歳と11ヶ月になったので、少しは身体も丈夫になったのか、怪我がひどくならなくなった。

おかげで、毎年獣医にかかっていたが
ヨードチンキをかけてやるだけで、何とか治るので助かっている。

あとは、ちゃんと招き猫の役目を果たしてくれたら、云う事なしの相棒であるが
昼間は殆ど寝ているので期待できそうもない。

昨日などは、ダヴィ君の残したご飯を
たぬ吉君が食べていても、知らんぷりでいるから大したものである。

そう云えば、最近たぬ吉君の訪問が増えたような気がするが
喧嘩した気配はないので、二人は友達になったのであろうか。

そうだといいな・・・。

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by lampnosizuku | 2012-04-13 22:46 | daily

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春眠暁を覚えず・・・ではあるが
季節はずれのこの寒さでは、布団から抜け出したくないというのが本音となる。

数日前の、爆弾低気圧とやらは一体何だったのか。
春の嵐というよりは、台風並みの暴風であった。

ガーデンの花木たちも大分やられた。
シラカシの苗木が根こそぎ倒されたり、満開の梅が散らされた。

今年の冬将軍は、なかなか諦めが悪いようである。
彼岸から、もう二週間以上が経つというのに、まだ攻めてくる。

今日などは、陽射しがあるのに時折雪が舞っていた。
風は真冬並みの冷たさである。

もちろん、ストーブはまだ片付けられないし
今も炬燵に入りながらの、ブログの更新である。

ガーデンの花木たちも、この変化には戸惑っているであろうが
それでも、律儀に春を演出してくれる健気な奴がいる。

紫色のムスカりがあちこちで顔を出している。
オドリコソウやオオイヌノフグリもガーデンを染め始めた。

昨秋植えたキイズイセンの球根が
見事に沢山の花を咲かせている。

アセビは、透き通るような不思議な白色で輝いている。
ジンチョウゲは妖しい香りを放って、存在感を増している。

気の早いツルニチニチソウが、ちらほら咲き出している。
枝垂桜の芽も、やっと膨らみを帯びて来た。


厳しい寒さにも、いのちを燃やして立ち向かう花木たち。
自然の摂理とはいえ、人間が彼らから学ぶべきものは限りない。

春は、まさにいのちを「張る」の意かも知れぬ。
意思とは関係なく、我が体内でいのちを張るものたちに感謝せざるを得ない。

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by lampnosizuku | 2012-04-07 23:15 | daily