哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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一昨日は、一日中静かな雨が降り続いていた。
いわゆる木の芽起こしの雨であろうか。

昨日の朝は、今年初めての零度超えであった。
風もこころなしか、南から吹いていたようだ。

水道管は凍らなかったが
まだ、水ぬるむとまではいかない。

しかし、春は確実にその姿を現しつつある。
ガーデンにいると、草木たちの息遣いが聞こえて来そうな錯覚に捉われる。

ほんの少しずつだが、草木たちは姿を変え色を変えてゆく。
毎朝、その変化に立ち会うことが出来る楽しみは、ここならではのものである。

だが、今年は寒さが厳しく長引いているので、梅の開花が遅れている。
藤原町の梅林公園も、開花が遅れているらしく、梅祭りが一週間延期された。

ナチュラルガーデンの梅も、まだ蕾は固いままである。
枝垂桜や彼岸桜は、赤い芽を小さく出したばかりである。

紫陽花は葉芽を出したばかりであるが
レンギョウは、かなり花芽を膨らませている。

ハーブたちも、やっと春の訪れを感じ取ったのか
その色を変え始めた。

クリスマスローズたちは、もうすぐ一斉に花を開かせそうである。
その横で、元気に可憐に咲いているのはスノードロップたちだ。

昨年よりは倍近く咲いているであろうか。
好きな花なので、増えてくれているのが嬉しい。

あと数日で、冬季休館の二ヶ月も終わりである。
大雪で予定が狂ってしまったが、何とか八割方は終えることが出来た。

明日からは、館内の大掃除と開館準備に終われそうである。
疲れが溜まっているので休みたいが、間に合いそうもないので気合で頑張るしかない。

今年も、のんびりと温泉一泊旅行の淡い夢は叶わなかった。
そう云えば、ここに引っ越してから丸八年が経つが・・・。

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by lampnosizuku | 2012-02-26 00:19 | daily

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異常な寒さが続いているせいか、身体の調子が芳しくなかったが
食事と睡眠に気をつけたおかげで、何とか元気が戻りつつある。

今年の冬は、本当に雪がよく降る。
積雪こそなくなったが、毎日のように雪が舞っている。

朝の冷え込みも、零下が続いている。
今朝も、零下3度であった。

昼間は青空も拡がるようになったが
夕方からは急に冷え込んで来る。

二月がもう終るというのに・・・。
芽を出した木々たちも少し戸惑っているかもしれない。

しかし、昼間の陽射しの中にいると、かすかだが温もりを感じるようになった。
ご近所の人々と交わす会話にも、「今日は少し暖かいですね」という言葉が出る。

梅の開花が、かなり遅れているようであるが、春の息吹を感じることは出来るようになった。
花屋の店先には、温室育ちの春たちが鎮座して賑やかだが、ここではまだまだである。

三寒四温はまだ先であるが、やっと六寒一温までにはなった。
それでも、春の訪れを実感できることは嬉しいことである。

三月の開館まで、あと10日余り。
やり残したメンテ作業に追われているが、事務作業もかなりあるので暇なしである。

三月の想い出づくりギャラリーは、「気ままな野の遊び雑貨」展である。
スタッフのYさんが運営するmagical windowの個展となる。

僕もお手伝いしているので、制作意欲を掻き立てているところである。
山に入って、蔓や木の枝を集めたり、廃材を加工したりと結構大変である。

あと一週間はその作業に追われるが、面白いものが出来そうなので
楽しみである。

とにかく、暖かい春が待ち遠しい。
あかぎれの痛みから、早く解放されたいものである。

さっき、外に出てみたら、夜空には久しぶりの沢山の星たちが瞬いている。
美しいという表現がぴったりの、冬の星座たちである。

流れ星も二つ拝むことが出来たので、なんだか気分が温かくなった。
まだまだ大変であるが、みんなに喜んでもらえるよう頑張ることにしよう。

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by lampnosizuku | 2012-02-20 21:56 | daily

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一日中降り続いた雨も上がって
次の朝には、やっと青空が拡がって来たと喜んでいた。

しかし、急に風が吹き出して来て怪しい雰囲気に。
風はどんどん強くなり、瞬間風速は20Mくらいになっている。

空からは、ビューンと風の唸り声が聞こえてくる。
植樹したばかりのシラカシが、あっけなく倒されてしまった。

春の嵐、いわゆる春一番である。
確かに、風の冷たさはゆるんで来た気がする。

しかし、春はもうすぐそこまでだというのに
毎日のように雪がちらついている。  今朝などはうっすらと雪化粧である。

最近、朝は裏山の森を歩くようにしている。
膝を痛めてから、運動不足にならないように気をつけている。

裏山は手入れをしていない森なので、枯れ木が増えているのであろうか。
強風と雪で沢山の木が折れている。

ガーデンでは、春を先取りしたかのようにスノードロップが花開いている。
クリスマスローズに先立って、春の訪れをひっそりと演出している。

スノードロップが咲くと、何だか嬉しくなるのは何故だろうか。
もうすぐ、クリスマスローズも咲き出すであろうから楽しみで仕方がない。

・・・・・・・・・・・・

冬季休館もあと二週間である。
雪のために、メンテナンスの予定が遅れている。

一昨日、久しぶりにYさんが手伝いに来てくれたので
丸太運びや後片付けやらを手伝ってもらった。

壊れたアーチの廃材であるパイプが100本余りあったが
粗大ごみ集積所に運び込むことが出来一安心である。

昨日で、やっとガーデンなど外でのメンテ作業がひと段落着いた。
あとは、室内のメンテと事務作業、ガーデンでの花仕事となる。

新たに造ったガーデンは、モグラガーデンの名を復活させた。
その名のとおり、モグラ君が元気に土の中を耕してくれているからである。

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by lampnosizuku | 2012-02-12 23:15 | daily

束の間の陽射し


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一昨日、やっと雪が止んだ。
新たに積もった雪が20センチくらい。

それも、昨日降り続いた春の大雨ですべて解けてしまった。
今日は、久しぶりの陽射しがあったが、午後からは急に冷え込んで来た。

明日から、また寒波がやって来るらしい。
もう、雪は勘弁してほしいが、まだまだ降りそうである。

新たなガーデン造りは、一ヶ月かけて何とか格好だけは付けたが
雪が残っていると、外での作業が捗らない。

半分残っていたバラアーチが、新たな雪でまた1/3崩落した。
前に半分壊れて撤去したせいか、バランスがおかしくなっていたのであろう。

補強できる状態ではないので、その部分だけ仕方なく取り壊した。
結局、ビニールハウスを応用したバラアーチの3/4が崩壊したということである。

また作業が増えたが、自然の中で暮らすということは
こういうことだと理解して、前向きに考えるしかない。

それにしても、雪国での雪下ろし事故で亡くなる方が多いらしい。
今年だけでも、推計50~60人くらいだとニュースで耳にした。

その殆どが、65歳以上のお年寄りである。
雪下ろしをしなければ、本当に家がつぶれる可能性がある。

4~5メートルの高さから落ちたら、雪の上と云えども若者でさえ危ない。
そんなことは百も承知で、止むに止まれず屋根に上るのであろう。

行政が、若い職員を派遣して雪下ろし作業を手伝う所も出て来たが
ここにも、高齢化のひずみが生んだ悲劇が潜んでいる。

たった50~60センチの雪で四苦八苦している此処とは違い
3~5メートルの雪の重さである。 おまけに凍って氷のようにすべり、重たいのである。

豪雪地帯の白川郷のあの屋根は、長い苦しみの経験から
発案された先人たちの知恵であろうか。 見事としか云いようがない。

実は、一昨日の朝、散歩に出かけようと道路に出たら
一面が凍って光っていた。

危ないと判っていたが、スケートリンクを思い出して遊び心が出てしまった。
長靴で坂道を数メートル滑ってみたら、上手く行ったので調子に乗った。

もうひと滑りと、後ろに向きを変えた途端
あっという間に身体が地面にたたきつけられていた。

厚手の防寒具を着ていたので、肘を打った程度で済んだが
やはり、若い頃のようにはいかないと反省している。

・・・・・・・・・・・・

立春が到来して、暦の上では寒が明けた。
それに合わせるかのように、少しだけ寒さが緩んだ。

本来は雪になるはずだが、昨日は雨に変わった。
今朝は雨も止んで、微かに陽が射して気温も2度まで上がった。

木々たちは、芽を少しだけ大きくしている。
土の中では、モグラ君が元気に動き回っているらしく、あちこちにコブができている。

ヒヨドリのツガイがやって来ているし、メジロが数羽遊びに来ている。
バラの実やカラスウリの実をついばんでいる。

確実に、春が近づいているのが実感できるようになって来た。
そろそろ、春一番が吹き荒れるかもしれない。

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by lampnosizuku | 2012-02-08 00:03 | daily

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昨日から降り続く雪が30センチとなった。
にわか雪になって、止みそうになるのだが、すぐに降り出して来る。

こんな時は、雪かきをしても無駄になることは学習した。
案の定、今日は除雪車も出ていない。

ふんわりとしたさらさらの雪なので、一気に積もることはないが
踏み固まったところは、確実に凍っている。

食料や灯油の備蓄も少なくなっていたので、明るい内に買出しに出かけた。
夜は、確実に凍るし交通量も増えるので早めの対応である。

いつもなら、7~8分で行ける町にも、今日はのろのろと慎重に運転して25分。
橋の上はもちろん、日陰もすべて凍る寸前のつるつる状態である。

雪道の運転は、自然と肩に力が入ってしまう。
ここに引越しをして、初めての大雪のとき、スリップしてガードレールに突っ込んだ経験がそうさせる。

普段は便利な車も、雪道では操縦が難しいやっかいな乗り物となる。
坂が多いので、ブレーキは禁物である。 エンジンブレーキの多用となる。

この8年間で学んだ経験がそうさせる。
それにしても、今回の雪の多さは、ここに来てから初めてである。

最初の大雪の時は、名古屋にいた時と同じようにはしゃいでいる自分がいた。
子ども時代を思い出して、雪だるまなど造って喜んでいたのである。

だが、雪かきや雪下ろしの重要性が分かって来ると
自然の力を前にして、人間であることの小ささを思い知らされる。

雪国に比べて、ここでは一週間も降り続くようなことはないのであるが
昨年末からは、雪の日が半分くらいである。

バラアーチが雪の重みで半壊してからは、雪下ろしをかかせない。
他の木々たちも、雪の重みに耐えかねているかのようで気が抜けない。

花芽を付けたクリスマスローズが心配だが、頑張ってくれることを祈るしかない。
咲き出したスイセンたちが、ことごとく折れ曲がっている。

これも、自然が与えた産みの苦しみかもしれない。
今年の春は、きっと、昨年よりも鮮やかな光を放ってくれるであろうか。

明日は節分である。
雪が止んで、春を呼ぶ光が射してくれることを祈る。

・・・・・・・・・・・・

昨年秋辺りから、いろんなものが壊れる事態が発生しているが
昨日も、カフェの給湯器が凍結でやられてしまった。

朝、外に出てみたら給湯器から水がじゃあじゃあと漏れているではないか。
すぐに元栓を閉めて様子を見てみたが、何ともならない。

ガス屋さんに電話してすぐに来てもらったが、給湯器の中が凍結で破損していた。
修理するには古すぎて部品がないという。

中古品がないかと頼んだが、新品しか難しいという。
こんな厳しい財布事情の中で、本当に困ったものである。

昨年夏からは、経費節減のために、ガス代がこの辺りで一番安いガス屋さんに切り替えていた。
その時から、社長さんとは懇意にしていたので、厳しい事情を話して特別に安くしてもらった。

僕が以前、お得意様を一軒紹介したことへのお返しもあったのであろうか。
仕入れ値に殆ど近い値段であった。 それでも痛い出費であったが本当に助かった。

ここに住み始めてから、早くも丸8年になろうとしている。
いろんなものを、中古品や廃材などで凌いできたが、それらが耐用年数を超えて来たということであろう。

ライフラインの機器に関しては、やはり中古では限界があるかもしれない。
だが、それらの寿命が尽きるまで付き合ってやりたいのが、僕の性分でもある。

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by lampnosizuku | 2012-02-02 23:07 | daily

凍てつく森


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昨日辺りから、今冬最大の寒波が襲来している。
北陸では6年ぶりの豪雪である。

暖冬が続いていたせいか、今年の寒さには身体が付いていかない。
それにしても、今年は雪がよく降る。

今日は朝から寒風と雪で作業にならない。
風も強く、突風すら吹いて吹雪の様相を呈している。

夜からは、本格的に降っている。
明日の朝は、どれだけ積もっているのであろうか。

数日は、外での作業は無理なので、事務作業に専念することにした。
申告の準備もしなければならない。

朝は、部屋の中でも、氷点下という寒さである。
炬燵に入って、石油ストーブを焚いて、でんちを着てパソコンを打ち込んでいる。

昨年一年間の入館者とイベント参加者の合計総数が、七年目にして初めて千人を超えた。
入館者が1074名、イベント参加者が118名であった。

当初、五年目くらいには達成させる予定でいたが、力不足で七年かかった。
それでも、採算ベースには半分しか届かない。

やはり、年間二千人は達成しないと経営が成り立たない。
地道な努力は少しずつ報われつつあるが、先行きはまだまだ険しい道のりが続く。

歳と共に物欲は殆ど無くなって来たし、貧乏には慣れているので苦にはならない。
しかし、多くのみんなに支援していただいている美術館は支えなければならない。

とにかく健康に気をつけて、バイトしながら頑張るしかない。
厳しい寒さの中でも、地中から芽を出すクリスマスローズに励まされている。

あんなにも固い土の中から芽を出す花たちの力には、いつも頭が下がる。
彼らには、いつも教えられ、励まされることばかりである。

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by lampnosizuku | 2012-02-01 23:36 | daily