哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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春の息吹を感じていた矢先の冷え込みである。
今日は、一日中雪が降り続いている。

ベタ雪のせいか、10センチくらいしか積もらないが
風の冷たさが異常なくらい身に染みる。

今朝の部屋の温度は、零下3度であった。
布団から抜け出すのに、かなりの気合がいる。

雪が止まないので、今日は外での作業が出来なかった。
休養を兼ねて、部屋での事務作業に専念。

炬燵に入っていても寒いので、美術館からストーブを運んで部屋を温める。
それでも7度までしか上がらない。 今冬一番の冷え込みである。

・・・・・・・・・・・・

この三日間は、Yさんが手伝いに来てくれたので
作業が随分と捗った。

バラアーチにしていたビニールハウスのパイプも何とか片付いた。
日当たりが良くなったので、新しくガーデンを造っているのであるが
一人では、どうしてもアイデアがつまってしまう。

Yさんと意見交換しながら、アドリブで造ってゆくのがなかなか面白い。
昨年、集めておいた廃材などを活用することにして、とりあえず窓を造る。

山から倒木を集めてきて、バラアーチの土台にする。
穴を50センチくらい掘って、石ころやガラを入れながらセメントで固めてゆく。

長めの枝を屋根代わりにして、アーチが完成する。
そこにモッコウバラを誘引するつもりでいる。

思案に困っていたナニワイバラは、挿し木で増やすことにして
お客様が怪我をしてはいけないので、今回は根っ子からカットした。

少し広くなったので、新たに3mほどの小さな小道を造ることにした。
そこにあった花木たちを植え替えて、余っていたレンガをかき集め敷き詰める。

もっとびっしりとレンガを敷きたかったが、予算もないので飛び飛びに。
まぁ、何とか小道らしくはなったが。

エントランスにあった藤棚が腐って壊れかけていたので改修することに。
Yさんのアイデアで、白枠の窓枠を造ることにした。

廃材で枠を造り、錆びた金枠を付け、そこにヘデラを這わした。
下部に古いレンガを入れて、アンティーク調に仕上げる。

昨年も、セメント工事をしているときに雪が降っていたが
今年も、雪の中でのセメント捏ねであった。

とにかく、セメント捏ねは重労働である。
今年は、砂を70Kgしか使わなかったが、それでもしんどい作業である。

やはり歳のせいか、筋肉の衰えを自覚せざるをえない。
昨年は持てた30Kgの砂袋が今年は持てない。 20Kgはなんとか持てるのだが・・・。

まぁ、ゆっくりのんびりやるしかない。
身体を壊したら、もう取り返しの付かない歳になって来ているようだから。

朝から降っている雪が、今もまだ降り続いている。
大雪にならないことを祈るばかりである。

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by lampnosizuku | 2012-01-26 22:28 | daily

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一昨日は、雲行きが怪しくなって、雪が降るかなと思っていたら
冷たい雨が降って来た。

何日ぶりの雨であろうか。
この時期なら、当然雪になると思っていたのに。

少しだけ、気候が春に近づいたのかもしれない。
昨日は、作業をしていると、少し汗ばむほどであった。

久しぶりに、鳥たちのさえずりが森に響いた。
ヒヨドリが、ガーデンに今年初めての顔を見せた。

名前が分からないが、山鳥もやって来た。
山鳩も鳴いている。

鳥たちには、春がもうすぐそこまで来ていると分かるのであろう。
梅も、蕾を少し膨らませている。

どうやら、今年は春の訪れが早いもかもしれない。
でも、油断は禁物である。

まだ数回は雪が降る時期ではある。
だが、もうドカ雪は勘弁してほしいと天に祈る。

・・・・・・・・・・・・

壊れたグリーンテラスの改修工事は、ゆっくりだが進んでいる。
バラのパーゴラは、後から考えることにしているが、先ずはレンガ敷きである。

使えそうなレンガや敷石をかき集めて、作業に入った。
ツルハシで土を掘り起こし、スコップで掻き出し、水平を出しながら敷いて行く。

ただ埋めるだけではなく、デザインと水平を出しながらの作業は
思ったより手間と時間がかかる。

二日がかりで、やっと30枚ほど敷くことが出来た。 
取り外した丸太を、チェーンソーで斜めにカットして杭を作り柵にする。

このチェーンソーでのカットが、一人でやると結構大変な作業である。
丸太の固定がなかなか上手くいかない。

ブロックに挟んで、足で抑えながらの作業である。
また、垂直を出しながらの杭打ちがかなりの重労働である。

これだけで一日仕事となる。
明日は、Yさんが手伝いに来てくれるので、作業が一気に進むであろうが。

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by lampnosizuku | 2012-01-22 22:47 | daily

春遠からじ・・・


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ガーデンの片隅に残っていた雪が、この数日の晴天でやっと解けた。
今日は青空が拡がり、気温も少し上がったようである。

知らぬ間に、蝋梅が満開となっていた。
昨年より少し早い気がする。

年末から、雪の日が続いてたので、今年の春は遅いかも知れないと。
自然の摂理は律儀なものである。

木々たちに目を遣ると、いつの間にか花芽や葉芽を付けている。
朝は零下になるというのに、もう春の訪れを先取りしているのであろうか。

オキザリスが健気に咲いているし、ビオラも頑張っている。
ミセバヤも蕾を膨らませている。

花芽や葉芽たちを観ていると、春遠からじという感である。
土の中では、どうやらモグラ君が活動を開始した模様である。

グリーンテラスの修復工事は、ゆっくりだが進んでいる。
パイプを全部抜き取ったが、2M以上あるものが多く、処分に困るので半分に折り曲げるしかない。

ブロックの上に斜めにかけて、真ん中辺りを足で思い切り踏んづけ折り目を付ける。
その後は、少しだけ曲がったパイプを立てて、体重をかけながら半分に曲げる。

体重が軽いので、これが結構大変な作業となっている。
60本くらいあるのだが、一本の処理に1分くらいかかる。

10本もやると、かなりへとへとになる。
膝の痛みがあるので、無理も利かず三日がかりの作業となった。

日当りは良くなったので、あとはデザインである。
一昨日、Yさんが手伝いに来てくれた折、大体の手筈は話し合った。

Yさんも、今月は忙しそうなので一人で頑張るしかない。
年々、体力は落ちているので、無理せずゆっくりやろうと思う。

このまま、雪も降らずに暖かくなって欲しいが・・・。

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by lampnosizuku | 2012-01-17 23:31 | daily

バラには棘が・・・


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寒中の冷え込みが肌を刺す。
作業の疲れがあるのか、寒さのせいなのか、朝布団から抜け出るのがつらい。

部屋の中は0度である。
気合を入れて飛び起きるしかない。 学生時代の合宿を思い出す。

三日かけて、パイプのカットと片づけが終わる。
切り落としたナニワイバラを、細かく裁断して一輪車で運ぶ。

気を付けていたが、長い枝を踏んづけて跳ね返り、顔面直撃である。
棘が顔の数箇所をこすって、危うく顔面がトラ模様になるところであった。

それにしても、ナニワイバラの棘は硬くて大きい。
棘のないバラもあるというのに、ナニワイバラにはどうして棘があるのだろうか。

やはり、美しいバラには棘があると言われる所以か。
残念だが、どうやら数年はその美しさを拝めそうにもない。

何とか今日までに、バラとパイプの片づけが終わった。
片づけが終わって改めて見渡してみると、かなり広い空間が現れた。

幅4M長さ10Mくらいはある。日当りも良い。
木陰がないので、お弁当を食べるテーブルは、壊れた一つを処分する。

あとは、デザイン的にどうするかを考えての作業になるが
来週からは、Yさんが手伝いに来てくれるので、一緒に考えることにする。

経費も出ないので、廃材やあるものを利用しての造作となる。
何とか今月中に作業を終えて、他のメンテナンスに取り掛からねばならない。

冬季の休館中は、一年で最も忙しく重労働の日々が続く。
やはり、年老いてきたせいか、確かにきつい日々であるが頑張るしかない。

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by lampnosizuku | 2012-01-11 22:47 | daily

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年末からの寒さが、厳しさを増している。
昨日も10センチの積雪である。

クリスマスから、ガーデンには雪が残ったままである。
年々、雪の大変さに気付かされてゆく。

雪国では、雪の重みで家がつぶれるという話を聞いたことがあるが
パイプのバラアーチがつぶれて、初めてその怖ろしさを実感した。

昔、TVで屋根の雪下ろしの映像を見たことがある。
その時は、すぐに降り積もるのに、無駄な努力ではないかと暢気に考えていたが
いざ体験してみると、雪は侮るなかれである。

それにしても、ここは三重県でも一番雪が降る。
伊吹下ろしがあることは知っていたが、それにしても多すぎる。

アメダスと地図を眺めていて、その謎が解けた。
若狭湾と伊勢湾を結ぶ距離が、本州では一番短いのである。

おまけに、途中には琵琶湖が存在している。
若狭湾を抜ける北風が、琵琶湖の上で増幅され伊勢湾に抜けるのである。

琵琶湖からここまでの直線距離は40~50キロ。
福井県にある雪雲が、強風にあおられれば、ここまで簡単に届くわけである。

年々、雪が少なくなって来ているというが
今後は、認識を改めて雪国並みの準備をしなければならないであろう。

寒さに震えて嘆いているわけにもいかず
一昨日から、グリーンテラスのバラアーチの改修工事に取り掛かった。

のしかかった雪を振り落としながら、剪定バサミでバラの枝を細かく切ってゆく。
ナニワイバラの棘はかなり硬く、皮手袋の上からも突き刺さってくる。

作業用のジーンズなどは、簡単に突き通すので大変である。
手前から、少しずつ少しずつ細かく裁断してゆく。

ナニワバラを取り除くのに、丸一日半かかった。
5年かけて成長したのに、かわいそうな気もしたが、根っ子が残っているのでバッサリと。

今朝からは、土台となっていたビニールハウスのパイプをカットし始める。
金ノコでは、気が遠くなる作業なので、パイプカッターを購入する。

一本ずつ手作業でカットしてゆく。
今日は、とりあえず真ん中部分をカットすることが出来た。

両サイドのパイプは、地面に埋まっているので一苦労となる。
丸太をはずしてバランスを考えながらの作業となるが、2~3日で出来るであろうか。

パイプが撤去出来れば、どう造作してゆこうかというイメージも湧くであろう。

・・・・・・・・・・・・

こんな寒さにもめげず、ガーベラが一輪咲いている。
戸惑っていたスイセンたちも、ちらほら咲き出した。

冬来たりなば春遠からじであるが
それを実感するのは、まだまだ先になりそうである。

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by lampnosizuku | 2012-01-07 23:05 | daily

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ガーデンには、まだかなりの雪が残っている。
今年も、雪を照らす眩しい光の中で迎える正月となった。

陽が差しているのに、辺りは静けさに包まれたままだ。
ここに引越して来た当初は、珍しい積雪にわくわくして、雪ダルマなんかを造って楽しんでいた。

凍結した道路の怖さも知らず、スリップしてガードレールに突っ込んだり
滑って膝を痛めたり、雪かきのタイミングもわからず、無駄な努力もしたりした。

八度目の冬を経験して、少しは雪にも慣れてきたと思っていたが
花木たちの雪下ろしに関しては、まだまだ未熟である。

今回も、花木たちがかなりやられてしまった。
グリーンテラスを覆っていたバラたちには、済まないことをしたと反省している。

雨や風はもちろんだが、雪の威力は、痛みを積まなければ理解できないようである。
雪国の人々は経験値で対応しているであろうが、ここは雪国ではない。

地元では、昔ほど降らなくなったと聞いているが
それでも、ひと冬に数回はドカ雪がやって来るらしい。

改めて、自然の怖ろしさと偉大さを思い知らされた今回である。
ここにいると、自然の摂理の中では、人間が如何に小さな存在かが分かる。

昨年の、震災や津波の恐ろしさを目の当たりにして
多くの人々が、そのことを思い知らされた筈である。

原発の事故が、天災か人災かは判断が分かれるが
どちらにせよ、人間の叡智を以ってしても対処できない存在であることが露呈された。

自然科学を研究した叡智の力が、結果として核を産み出したが
それが、人類を始めとした地球という生命体の存在を脅かしている。

今や、原爆を投下しなくても、原発にミサイルを撃ち込めば同じことである。
原発が核の平和利用かどうかは分からないが、原発が原爆そのものであることには変わりがない。

我々は、無自覚の内に電力の供給という形で、原発を許容してきたが
それが原爆そのものであるということを思い知らされた。

パンドラの箱は、果たして閉じることが出来るのであろうか。
まさに、人間の叡智が問われる一年となるであろう。

・・・・・・・・・・・・

今日は、猫のダヴィ君と二人で昼寝三昧の、静かな正月であった。
明日からは、壊れたグリーンテラスの工事を始めねばならない。

コツコツ頑張ることにしよう。

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つぶれる前のバラアーチ
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次の朝には無残にもこんな姿に
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by lampnosizuku | 2012-01-02 03:23 | daily