哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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<   2011年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧


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日曜日はホタルパーティのイベントであった。
朝から曇っていたが、心配した雨も降らず、無事にホタルたちに出会うことが出来た。

一昨年は、朝から雨が降り、直前になって止んだせいか
今までで一番のホタル乱舞を見ることが出来た。

昨年も、それなりの数のホタルが飛んでくれた。
だが、今年はこころなしか数が少なくなったようであった。

数日前の雨上がりに観察に出かけたときは、かなりの数が飛んでいたが
今年は、どうやら条件が上手くかみ合わなかったようである。

もちろん、当日、毎年予定通りに飛んでくれるとは限らない。
こればかりは、自然相手であるからどうしようもない。

4年前などは、数匹しか飛んでいなくて
急遽観察予定地を変更したこともあったのである。

いわゆる放流ではなく、自然発生の生息地であるからこそ
体験できる不思議である。

今年は放射能の影響が少なからずあったかもしれない。
川が汚されてきているのかもしれない。

それでも、百匹くらいは飛んでいたのでうれしかった。
この歳になっても、ホタルを見ていると幽玄の世界に引き込まれてしまうのである。

・・・・・・・・・・・・

パーティは、四時からの予定であったが
時間通りに来た参加者は8名であった。

Yさんの指導で、ラベンダーを使ったポプリ作りが始まっている。
四時半ごろには20名ほどが集まってきた。

五時頃にまた10名ほどが集まってきたので
仕方なく、造形タイムを延長することにした。

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五時半から、自己紹介を始め、会食へと移行する。
YOKOさんとYさんが、数日前から準備をし、当日も昼前から調理である。

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一時間ほど会食や会話を楽しんだ後
六時半ごろからドキドキライブが始まった。

全員で輪唱を楽しんだ後
一番手は、初登場のHさんによる、英語の歌に合わせたジェスチャー指導であった。
少し緊張気味のHさんであったが、練習の成果が良く現れていた。

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二番手は、毎回参加で盛り上げてくれるKさんのオカリナ演奏である。
今回は、当日打ち合わせたギターのSさんの伴奏付である。
曲は「見上げてごらん夜の星を」。 熟年パワーを見せ付けた微笑ましい演奏であった。

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三番手は、二回目参加の声楽家Uさんの独唱である。
昨年のクリスマスパーティでは、見事な声量で皆を圧倒していた。
今回は、出演予定はなかったのであるが、急遽お願いして歌っていただいた。
ギターのSさんの伴奏で、「七夕様」をクラシック調で。

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ここで休憩をはさんで、再び会食タイム。

四番手は、IさんとYさんのデュエット「走馬灯」の演奏である。
このメンバーでは二回目の参加となる。
練習を重ねたのか、前回よりも、かなりコンビネーションとバランスがUPしている。
ギターテクニックも玄人はだしである。

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最後の五番手は、名古屋から駆けつけてくれたジャズヴォーカルのSACHIEさんの登場。
今回はピアニストがいなかったので、これまた急遽ギターのSさんと僕のベースで伴奏。

哲学者の雰囲気に合わせてくれたのか、「Summer Time」と「Someone to watch over me」
のバラード二曲を披露してくれた。
若いといえども、さすがにプロの腕前である。 子どもたちもシーンと聴き入っていた。
ジャズヴォーカリストとしての彼女の将来が非常に楽しみである。

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ドキドキライブも無事に終わり、全員で恒例の記念撮影。
僕のデジカメが余り調子良くなくて鮮明ではないが、みんなの笑顔は届けられると思う。

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そして八時になり、いよいよホタルを見に出かけた。
by lampnosizuku | 2011-06-29 01:25 | ivent

あした天気にな~れ!


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一昨日から、梅雨明けかと思わせるような夏の日差しが照り付けている。
昨夜は、激しい雷雨に見舞われた。

パソコンが雷で一時おかしくなってしまった。
今日も、お天気雨が三度も降った。

入道雲に負けまいと、梅雨が頑張っている。
気温28度、湿度70%である。

明日のパーティの準備に追われているが
この急な暑さで、感覚が狂ってしまったのだろうか。

仕込みのカレーを焦がしてしまい、作り直す羽目に・・・。
おまけに、カフェの片付け最中に、陶器を割ってしまい・・・。

疲れているのか、ミスが目立った日であった。
早めに切り上げ、明日の朝から仕切り直しである。

かと云って、まだ眠くなく、予定外の更新である。

とにかく、明日はなんとか雨が降らないでほしい。
雨に中でもホタルは飛ぶけれど、やはり晴れて欲しい。

予報は曇りである。
テルテル坊主君にお祈りしてから、眠ることにしよう。

ガーデンでは、ビヨウヤナギが咲き始めている。
紫陽花は満開になってきた。

池の睡蓮もカップルで咲いてくれている。
カヤツリが、涼しさを運んでくれている。

葡萄の実が成り始め、秋の気配を運んでいる。
コスモスも芽を出しているし、今年の夏は短いかもしれない。

とにかく、あした天気にな~れ!

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by lampnosizuku | 2011-06-25 23:34 | daily

無常を常とする


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冷たい雨が、やっと梅雨らしくなって、少し生温くなって来た。
蒸し暑いと、初めて感じた今日の陽射しであった。

この冷たい梅雨が影響したのかどうか、大学時代の後輩が急逝した。
心筋梗塞で、あっという間の旅立ちであったらしい。

昨秋、何年かぶりに再開したときは、少し太っていたが元気そうであった。
人生は、本当に一寸先は分からないものである。

諸行無常という言葉は理解していても、それを実感するのは
まさに、こういう時である。

この歳になれば、否が応でも訃報が増えてくるのは覚悟しているが
最近は、僕よりも若い人たちが先立ってゆくことが多い。

特に、50歳前後でガンを発症する人が増えている気がする。
統計から見ても、ガンの発症率が年々増加している。

それは、明らかに食生活の変化によるものであると推測できる。
多くの人が、そのことに気づいてはいるが、食習慣を替えることは大変な努力を要するであろう。

何も、長生きすることがベストではないであろうが
健康でいることに越したことはない。

人は必ず死ぬのである。
生老病死は誰にも避けられない必然である。

だからこそ、今ある生を健康に永らえたいと思う。
医食同源という言葉を肝に銘じたいと思う。

・・・・・・・・・・・・

雨上がりのガーデンは、木々の発する不思議な香りに包まれる。
葉の色は、本当に深い緑色をしている。

何もないところから造り始めて6年が経過した。
ガーデンはもちろんであるが、僕の計画では、ここに小さな森を造ることである。

やっと木々たちも大きくなって来て、少し森らしくなってきた。
たかだか300坪の森だが、夢のある森にしたいと思っている。

雨が多くなったせいで、紫陽花が咲き始めた。
ここには、数種類の紫陽花が植えてある。 

開花時期が少しずつ違うので、長い間楽しむことが出来る。
淡い白い色をしたものは、本当に美しい。

琵琶もやっと色づいて、あと少しで食べごろとなるが・・・。
春の花たちは、すっかり姿を消してしまった。

今は、ドクダミの美しい十字が、ガーデンをチャペルにしている。
キバナコスモスが早くも芽を出している。

蝶々はもちろん、トンボも飛び始めている。
いろんな虫が、一斉に遊びに来ているので、蜘蛛君が大忙しである。

蜘蛛の巣と聞くと、その場は長い間手入れのない古臭い場所というイメージだが
実際は、蜘蛛君は、たった一日で蜘蛛の巣を張ってしまうのである。
彼は、実に働き者であることが、ここに来て分かったのである。

花や虫たちに、というより自然の摂理には無駄というものがない。
無駄や退屈やのんびりという習性は、どうやら人間だけの特性であるらしい。

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by lampnosizuku | 2011-06-22 01:04 | daily

雨上がりの朝に・・・


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降り続いていた冷たい雨が、今朝になって止んだ。
だが、太陽は顔を見せないままである。

今年は、本当に涼しい梅雨である。
湿度がまだまだ低いせいか、蒸し暑さを感じない。

そんな日の雨上がりの朝は、瑞々しいガーデンが匂い立つようである。
いろんな花木や草の香りが、上手い具合にブレンドされて届いて来る。

都会では味わえない、田舎暮らしの贅沢なひと時かもしれない。
おまけに、雨だれが露となって花たちと戯れる姿は、そう見られるものではない。

今朝は、少しだけそのチャンスに恵まれたので、カメラに収めてみた。
蒸し暑さを忘れさせてくれる、ささやかな清涼剤にでもなってくれたらと・・・。

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by lampnosizuku | 2011-06-18 00:55 | garden

ホタルちらほら


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再び梅雨空が戻って来たようである。
それにしても、今年は蒸し暑いという日が全くと云っていいほどない。

もうすぐ夏至を迎えようとしているのに、この涼しさはどうしたこたか。
ここの気温は、まだ20度を超えていない。

窓を開けて寝ると、風邪を引いてしまいそうである。
湿度も低いので、ガーデンの作業をするには助かってはいるが。

ここ数年、季節感を狂わせるような気候が増えて来た気がする。
地球の自然サイクルだと思えば良いのであろうが、何か釈然としないものがある。

自然の摂理からすると、どうやら地球は冷温期に突入しているらしい。
そうだとしても、その頃には人類は存在し得ないであろうが。

もちろん、そんな先のことを案じてみても始まらない。
大切なのは、今を生きている僕たちが、地球とどう向き合うかである。

いつやら、盛んに喧伝された「地球にやさしく」とか「自然との共生」という
社会的スローガンは、一体どこに消えてしまったのであろうか。

みんなが、それを忘れた頃に、やって来た震災と原発事故である。
もう、丸3ヶ月が経つというのに、全くと云っていいほど希望が見えてこない。

特に原発事故は、日本だけの問題ではない。
地球規模の重大問題なのである。

ある意味、人間がパンドラの箱を開けた報いを受けているのかもしれない。
地球を痛めつけ、自然を阻害し、人間だけの損得のために知恵を働かせてきた結果であろうか。

人間の叡智には、確かに素晴らしいものがあるが、自然の叡智には敵わない。
文明が発達すればするほど、自然の力に負け続けていく。

しかし、今回の事故は云うまでもなく人災である。
自然の力を甘く見た驕りから招いた結果である。

いま我々は、特に日本人は問われているのである。
一体この先、日本をどうしたいのか、地球をどうしたいのかと。

人間にとって、一体、進歩とは何なのであろうかと、考え込んでしまう日々である。


・・・・・・・・・・・・

ナチュラルガーデンの花木たちも、どうやらこの異変には敏感らしい。
まさか、放射能への危険を察知しているわけでもあるまいと思うが、どうも咲き急いでいる気がする。

グミの実が赤く熟して、ヒヨドリ君たちを待っている。
池のスイレンは、昨年より早く咲いている。

キンシバイやキンケイギクも咲き始めている。
山紫陽花が花を開いているし、ピラカンサスも白い花を付けている。


毎晩のように、ホタルが舞っているか見に出かけているが
昨夜、やっとお出ましになった。 

何だか昨年よりは多そうである。
26日のホタルパーティは、雨も降らず沢山のホタルが見られるといいのだが・・・。

やはり、テルテル坊主を作ることにしよう。

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by lampnosizuku | 2011-06-13 01:38 | daily

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台風と共にやって来た梅雨も、ここ暫くは中休みである。
強風と雨で、ナニワイバラやノイバラたちは、すべて散ってしまった。

一面に咲いていたマーガレットも、キンケイギクにバトンタッチである。
クローバーやカタバミも、姿を消しつつある。

今年は、まだ暑いと感じる初夏の気配がない。
涼しいというよりは、朝晩は炬燵が少し欲しくなるほどひんやりとしている。

例年ならば、ホタルも舞い始める頃であるが
今年は、まだまだその気配さえない。

おかげで、汗をかく草抜きも例年になく楽である。
雨上がりの後は、草抜きにとっては最高の条件である。
晴れが数日続くと、草抜きが一気に重労働となるからである。

今の時期は、いわゆるイネ科の植物が旺盛な時期である。
抜いても抜いても、次の朝には顔を出している。

ヨモギやオオバコもこれでもかというくらい顔を出す。
ミントも負けじと顔を出す。

お邪魔草となる草たちも、とてもかわいい花を付けるので
余り抜きたくはないのであるが、ガーデンのバランスを考えると致し方ない。

毎朝、最低でも一時間は草抜きをしないと追いつかれてしまう。
美術館の周りの道は、昨年買った草刈機が、週に一度はお出ましである。

草抜きも、しゃがんだ姿勢で続けていると膝や腰を痛めてしまう。
昨年痛めた右膝が、まだ完治していないので、四つんばいで作業である。

四つんばいの姿勢も、腕や肩にとってはかなりきついので
いろいろと姿勢を変えながらの作業となる。

草抜きを通して、お百姓さんの苦労が身に染みて分かるようになって来た。
僕も、七年経って、やっと田舎の人間になって来たのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・

ガーデンは、一週間単位で様変わりをしてゆく。
今は、テイカカズラが咲き誇っている。

日陰では、シランやクレマチス、ユキノシタが静かに咲いている。
二年目の丁子草が、心配をよそに咲いてくれた。

日向では、アッツザクラやリトルベイビーローズ、キツネノボタンが咲いている。
ミルクセージやチェリーセージも一杯咲き出した。

ミソハギやコスモスも小さく顔を覗かせ
早くも、秋の気配を運ぼうとしている。

シカ君も、毎晩のようにやって来て
ギボウシや池のホテイアオイをお召し上がりである。

もう数日もすれば、グミが真っ赤に熟すことになる。
そうすれば、サル君やヒヨドリ君の遊び場になる。

今年は、カエル君の鳴き声が少ないが
なぜか、ヘビ君だけは元気に走り回っているから不思議である。

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by lampnosizuku | 2011-06-09 00:09 | garden

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梅雨入りした途端に、台風の洗礼がやって来た。
台風1号と2号が、この時期に日本列島をかすめるのを見るのは初めてである。

幸いにも上陸はしなかったが、かなりの風と雨であった。
咲き誇っていたナニワイバラやバイカウツギ、マーガレットの花がすべてやられてしまった。
何だか、急にガーデンがさっぱりとしてしまった感じである。

鉢植えの花たちは、屋内に取り込んでいたので無事であったが
ガーデンの花木たちは、耐えるしかなかったのである。

それでも、雨を恵みとして頑張っている花木もいる。

美術館の壁を伝う、キヅタはますます元気に拡がって来ている。
玄関先のテイカカズラやエゴノキも花を咲かせ始めた。

瓶の中でカキツバタが花を拡げている。
池の中では、睡蓮が葉をいっぱい拡げている。

ムラサキツユクサも背丈を伸ばしているし
昨年植えたアッツザクラが、今年も咲いてくれた。

周りの山々は、新緑に深く包まれている。
散歩をしていると、何とも云えぬ森の香りがする。

本来、一番気持ちの良い季節のはずなのであるが
今年は、梅雨入りも早いし、朝晩はまだ冷え込むし・・・。

何と云っても、震災復興や原発事故の収束への見通しが殆ど見えて来ないせいか
こころを吹き抜ける風は、早春の冷たさを覚えたままである。

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by lampnosizuku | 2011-06-01 22:20 | garden