哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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爽やかな五月晴れは何処に行ってしまったのであろう。
梅雨の走りにしては早すぎる雨である。

昨日の朝から、涼しさを通り越して急に冷え込んでいる。
昼間でも12度であった。

仕舞ったストーブを引っ張り出して、残ってた灯油で火を焚く。
もう初夏だというのに、おかしな気候である。

ガーデンの花木たちも、戸惑っていることだろう。
人間にとっても、この気候の変化について行くのは大変なことである。

昨夜、またシカ君が遊びに来たらしく、例のギボウシが見事に餌となっていた。
ギボウシは、ガーデンのあちこちに植えてあるのだが、何故か同じ所ばかり食べる。

春先に食べていた、クラブアップルやマユミの若芽は
今では大きく育っているので、食べられないでいる。

やはり、若芽が美味しいらしいのである。
例のギボウシは、食べられても食べられても若芽を出すので、シカ君にはごちそうとなる。

必ず近くにフンをして帰るので、すぐに分かる。
彼にとっては、猫や犬と同様のマーキングなのかもしれない。

サクランボの実も、完熟を前にして
サル君より早く、ヒヨドリ夫妻がやって来て見事に平らげていった。

明日からは、長雨が続きそうであるが
ガーデンを包み込んでいる白い花たちが、少しだけ爽やかさを運んでくれそうである。

マーガレットは、そろそろ終わりそうであるが
バイカウツギやノイバラが沢山咲き始めている。

ヤマボウシの淡い白も美しいし、ナニワイバラやオオデマリも頑張っている。
垣根では、スイカズラが咲き出している。

ドクダミも白い蕾を一杯膨らませている。
ストロベリーキャンドルやラベンダーも咲き出した。

ビワの実が大きく膨らんでいる。
梅がたわわに実ったので、今日午前中にカゴ一杯ほど収穫した。

こんな気候だと、ホタルたちも戸惑っているかもしれない。
今年も沢山の舞を見せてくれると良いのであるが・・・。

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by lampnosizuku | 2011-05-27 01:02 | garden

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今日は久しぶりのまとまった雨であった。
紫陽花たちにとっては、芽起こしとなるうれしい恵みとなったであろう。

咲き乱れていたナニワイバラにとっては、少し冷たい雨であった。
風も強かったので、かなりの花びらが散らされてしまった。

ここしばらくは、気温も随分上がっている。
草抜きをしていると、一時間ほどで汗ばむようになって来た。

この雨が、梅雨入りへと続くのかも知れないが
気温だけを見ていると、季節は、確実に初夏である。

がーデンの花木たちも、数日で衣装を変えてゆく。
鉢植えの中では、暖かい陽射しを待ち望んでいた花たちが背伸びをしている。

ノイバラも一斉に白い衣装を纏い始めた。
バイカウツギも、梅のような一重の花を沢山つけている。

マーガレットは、ガーデン中に咲き乱れている。
ハナモモも実を付け始めた。

池の中では、カエル君たちの歌声に呼応して
コウホネが黄色い花をつけ始めた。

名前が分からない花たちも、あちこちで。
野いちごの黄色いかわいらしい花が、やさしいアクセントを付けている。

うれしいことに、今年はサクランボがたわわに実を付けている。
あと数日もすれば、熟して食べ頃になるのだが
おそらく、ヒヨドリ君やサル君たちの絶好のおやつになってしまうであろう。

サクランボが終われば、次はグミの実がおやつとなる。
秋には、彼らの好物である柿が待っている。

来年になれば、栗やクラブアップルも実を付ける。
彼らにとっては、実に貴重なガーデンである。

サル君やシカ君や昆虫やヘビ君やウサギ君やトリ君たちが
毎日のように来てくれるのは、ある意味うれしいことではあるが。

それよりも、ガーデンがこんな美しい時期に
人間の来館者が殆どいないということの方が、かなり寂しいことではある。

震災や原発の後遺症が、こんなところにも現れているのか。
ディスプレイのバイトが急激に減ってゆく。

おかげで、名古屋に出かけることが滅法少なくなった。
昨年までは、月に2~3回は出かけていたが、今年は月に一度出かければいい方である。

厳しい生活を余儀なくされているが、被災地の方のことを思えば苦にもならない。
貧乏には慣れているので、何とかなるであろうと暢気に構えている。

それにしても、福島の原発は、いつになったら収束の方向が見えるのであろうか。
史上最悪の原発事故の渦中にあって、云い様のない不安が日本中に渦巻いている。

自然との調和、自然との共生とは、一体何だったのか。
人間だけに都合の良い共生などありえないはずなのであるが。

この事故を教訓に、人類は新たな叡智を発揮することが出来るのであろうか。


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by lampnosizuku | 2011-05-23 01:29 | garden

風薫る皐月のガーデン


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何日ぶりであろうか。
久しぶりの月明かりが、ひんやりとしたガーデンを照らしている。

朝から、少し肌寒いくらいの気温が続いている。
仕舞わずにいた炬燵に入り、更新をしているところである。

パーティが終わった頃から、体調を崩してしまった。
六十肩も一向に回復せず、つらい日々が続いていたが
ガーデンの作業は待ったなしであるから、やるしかないのである。

昨日辺りから少し回復してきたので、とりあえずホッとしているが
年を追うごとに、老いを自覚させられていく。

気力で頑張りすぎると、必ず身体に反動が来るのである。
分かっていても、まだまだ気力を優先させてしまう意固地な自分がいる。

歳相応に生きるということには、個人差があるのであろうが
六十も半ばにさしかかれば、いわゆる老成の域に入るころであろう。

老いを重ねながら、精神を成熟させてゆく。

若い頃は、歳を取れば誰でも自然に成熟してゆくものと思っていたが
どうやら、現実を見渡してみると、そんな単純なことではなさそうである。

精神や意識を、どのように成熟させてゆくのか。
誰もが、避けては通れない命題であるはずなのであるが・・・。

・・・・・・・・・・・・

ガーデンの様相が、日毎に変化してゆく。
植木鉢で育てているタイツリウソウが、今年も花を付けた。
挿し木したコデマリも、見事に咲いた。

オオデマリは背丈をかなり伸ばして、沢山の花を付けた。
エビネも大きな株に育って、花を沢山付けている。

池に移したコウホネが元気に育っている。
アイリスは、毎年株を増やして、短いいのちを開かせている。

オダマキやイソトマは、鉢の中で上品に収まっている。
四年前に植樹したヤマボウシが、やっと花を付けた。

人間には、石の上にも三年であるが
樹木にとっては、土の中にも三年であるらしい。

三年といえば、子猫兄弟のダヴィンチとシャガールが今月で満三歳になった。
あんなにも仲良しであったのに、二歳半の頃から喧嘩が絶えなかった。

喧嘩に負けたシャガ君は、もう一ヵ月半も家出したままである。
ダヴィ君は、僕を独り占めにして、我が家の春とばかり甘えてくる。

それでも、シャガ君のことが気になっているのであろうか
毎晩、玄関の前で待ち続けているから、猫の気持ちは分からないものである。

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by lampnosizuku | 2011-05-18 01:09 | garden


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二日間続けて、止むことのない雨が降り続いている。
どうやら、明日になっても止みそうにない。

季節はずれの台風1号もやって来ている。
こんなに早い時期の台風は、記憶にはないので違和感を覚えている。

年々、気象の異常さが際立ってきているが
今年は、震災の影響なのか、放射能の影響なのか
異変が続きそうな気配である。

3月の震災から、丸二ヶ月が経った。
放射能が影響してか、まだ一万人ほどの行方不明者の捜索が遅々としている。

云うまでもなく、原発の事故は、人間の未熟さと技術に対する過信からもたらされた人災である。
原発に関しては、報道やネットを通してしか事態を把握することが出来ないが、真偽のほどは定かではない。

もう二ヶ月も経つというのに、事故原因すら解明することが出来ない状況は絶望的ですらある。
収束に向かう希望すら持てない被災者の方たちは救われない。

人間は、過ちや失敗を反省はするが、すぐに忘れて繰り返す動物であるらしい。
いのちより経済効率を優先させることも平気である。

多くの人命を奪おうとも、国家や民族のエゴのために戦争を繰り返す。
哀しいかな、歴史を見ても、どうやら人間はそれ以上の叡智を産み出せない動物らしい。

だが、希望を捨てるわけにはいかない。

・・・・・・・・・・・・

しばらく、好転に恵まれたせいか
ガーデンの色彩は、春から初夏へと移りつつある。

新緑が、本当にまぶしいくらい生き生きとしている。
まさに、風薫る皐月である。

モッコウバラが満開となって、ランプの雫を覆っている。
ヒメシャガやオオデマリ、コデマリやアイリスも咲き始めている。

野イチゴやシロヤマブキも、かわいい白い花をつけている。
藤も棚一杯にぶら下がりこぼれそうである。

コウシュンカズラも、トナカイさんの小さなお家を覆い始めた。
日陰では、まだスミレが咲いているし、オオニソガラムが増えている。

もうすぐ、バラたちも咲き始めるかもしれない。
楽しみなガーデンになって来たが、ちょっと下を見ればオジャマムシの草たちが・・・。

雨が止めば、また草抜太郎に変身である。

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by lampnosizuku | 2011-05-12 01:27 | daily

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三日の野外ピザパーティも、何とか無事に終わった。
心配した雨も、晴れ女Kさんのおかげで夕方からは晴れ間も出てきた。

パーティの準備も後片付けも、この歳になると本当に大変であるが
みんなに喜んでもらうには、集中力で頑張るしかないのである。

数日過ぎても疲れが残っているが、ブログの更新を頑張らざるを得ない。
という訳で、パーティの報告である。

・・・・・・・・・・・・

ピザ釜の温度を上げるために、3時半頃から釜炊きをする。
三々五々集まり始めた参加者から、造形作家でもあるスタッフのYさんのアドバイスで
筍の皮や自然素材を使って、森のいきもの作りが始まった。
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4時半頃から、温度が300度まで上がったピザ釜で
手早く2枚ずつ焼き始める。焼き上がりは2分である。
一時間かけて、全部で25枚焼いたが、何とか上手く焼きあがってホッとしている。
隣では、焼肉と野菜炒めをFさんとM君が頑張ってくれた。
芝生にしつらえたテーブルには、YOKOさんが腕を振るった旬の料理の品が並ぶ。
美味しい空気のせいか、みんなの食欲は驚くほど旺盛であった。
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途中、後輩のF君が青空の下、ギターの弾き語りを披露してくれた。
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6時前に、ランプガーデンからカフェに移動し
自己紹介が始まる。今回は初参加の人が十数名もいたので嬉しかった。
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そして、いよいよドキドキライブである。
一番手は、二回目の参加である小学生S君のピアノ独奏である。
二回目のせいか、なかなかの落ち着きぶりでみんなを唸らせた。
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二番手は、姉のMちゃんと弟のT君による、絵本の読み聞かせである。
朗読はMちゃんである。T君は本の持ち役であったが、腕の疲れを我慢して5分も持ちこたえていた。
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三番手は、初ライブ参加のNさんの歌である。
ピアニストのMさんと僕のベースで、味のある歌声を披露。
写真を撮るのを忘れてしまったのが悔やまれる。

四番手は、毎回参加のKさんによるオカリナ演奏である。
僕らには懐かしい「いつでも夢を」を演奏してくれたのだが
世代の違いで、この歌を知らない人が多かったせいか、口ずさむ人はまばらであった。
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五番手は、習い始めて一年というM君によるベース演奏である。
ピアニストのMさんが、快く伴奏を引き受けてくれた。
初のプロとの競演に、M君も緊張気味であったが、何とか無事に。
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少し、冷え込んできたので、元気を出すために
ここで、全員合唱をゲーム形式で楽しんだ。
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六番手は、初参加であるクラッシックピアニストのHさんによる
ジャズナンバー「モーニン」の演奏である。 ベースは僕がお手伝い。
さすがプロである。 ピアノの響き方がさすがに違った。
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前半を終了して、20分の休憩と飲食タイム。
新たに出てきたYOKOさんの料理を堪能し、みんなでおしゃべりを楽しむ。

そして、ライブの後半が始まる。

七番手は、二回目参加のMさんによるギターの弾き語りである。
衣装も決まって、前回とは違う堂々とした歌いっぷりにびっくりである。
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八番手は、四回目参加のIさん夫妻による、ギターと歌のデュエット。
はにかみながら歌う二人を見ていると、新婚さんいらっしゃいであった。
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九番手は、Iさんと初参加のYさんによるギターと歌のデュエット。
八年ぶりのコンビ復活演奏らしく、息の合った懐かしい曲を披露してくれた。
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そして、最後はハスキーさんのヴォーカルに、夫であるIさんのギター
ピアニストのMさん、僕のベースでジャズナンバーを3曲披露。
予期せぬプロとセミプロの演奏だけあって、みんなも満足そうであった。
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記念撮影の前に、YOKOさんが育てて持ってきた野菜が余ったので
くじ引きで配ることに。一等のビッグキャベツを当てて大喜びのTさんであった。
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そして、参加者であるにもかかわらず、ずっと料理を手伝ってくれていた
MちゃんとYちゃんが自己紹介をしていなかったのでここで。 ご苦労様でした。
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最後に、全員で記念撮影である。
いつも思うが、みんなの顔つきが最初と違って、本当にいい顔になっている。
この笑顔に出会うと、パーティを企画して本当に良かったとつくづく思う。
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日常に戻れば、いやなこと、つらいことがきっと沢山あると思うが
ここで過ごした時間のことを思い出して、笑顔を忘れず頑張ってくれたらと・・・。
by lampnosizuku | 2011-05-06 23:22 | ivent