哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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哲学舎のナチュラルガーデンも、瑞々しいと云う表現が相応しくなって来た。
朝晩は、まだまだ冷え込んでいるが、陽射しは明るい。

芝生も、やっと色づき始めたし、落葉樹の木々たちも芽吹いて来た。
昨日の風で、枝垂桜は花吹雪となって春を終えた。

クリスマスローズたちは、懸命に種づくりをしている。
ヤマブキや藤も咲き始めたし、バラも蕾を付け始めている。

カキドオシやオオイヌノフグリ、カタバミたちが
地面を覆いつくさんばかりである。

日陰でひっそりと、ナルコユリが花を付けている。
遅咲きのチューリップも、しっかり自己主張である。

白色ムスカリや白色ヤマブキやシャガも、カンヴァスのポイントとなっている。
ライラックやドウダンツツジが、皐月を呼び込んでいる。

毎日のように、目まぐるしく変わるガーデンの色彩である。
これで、もう少し暖かくなれば、云うことなしなのであるが。

・・・・・・・・・・・・

5月3日は、野外でのピザパーティである。
今は、毎日その準備に追われている。

こんな時期だからこそ、みんなのこころが少しでも温かく
元気になるようなパーティにしたいと思っている。

震災や原発が、私たちのこころに落とした影は限りなく深い。
だが、起きてしまった事は引き受けるしかないのである。

幸いにも、生かされつづけている私たちには
それなりの意味と役割が与えられているのであろうと思う。

それが何なのかは、一人ひとりが問われている問題である。

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by lampnosizuku | 2011-04-29 22:34 | garden

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やっと、春も本番かと思い始めた矢先の寒の戻りである。
昨日の朝などは、気温が4度である。

残り少なくなった灯油で暖をとる。
夜半は、炬燵なしでは寒さに耐えられないくらいである。

ガーデンの花木たちも、一斉に芽吹き始めているが
この寒の戻りに、戸惑っているようだ。

昨夜の雨で、散り始めた枝垂桜も、今日はいのちを繋いでいた。
水仙たちも、そろそろ退場である。

芝生も少しだけ顔を覗かせている。
クローバーに負けそうなので、今日は草抜きに追われていた。

草抜きは、結構重労働である。 しゃがんだままだと膝を痛めるし、前かがみだと腰を痛める。
試行錯誤の末、四つん這いが一番身体には負担が少ないと分かってきた。

雑草という名の花は存在しないのであるが
少しお邪魔虫の草たちは、確かにいるから抜かなくてはならない。

カラスノエンドウなどは、かわいい花を咲かせるのであるが
他の花にまとわり付いて、成長の邪魔をするから致し方ない。

イネ科の草たちは、これまた頑固にはびこるので退場してもらう。
ミントも増えすぎて、邪魔をするので間引きせざるを得ない。

摂理に従えば、自然淘汰が望ましいのかもしれないが
ひとたび、手を入れて造ったガーデンでは、草抜きは宿命となる。

それにしても、この時期は実に多くのいのちたちが芽吹く。
動物たちの世界でも、赤ちゃんが産まれる時期である。

母イノシシは子どもを連れて餌のとり方を学ばせているし
シカ君は家族で行動を共にしている。

このひと月余り、シカ君は毎晩やって来ている。
よほど餌がないのか、ガーデンに来ては若葉を漁っている。

昨夜などは、ギボウシの若葉をお召し上がりになった。
睡蓮の葉までやられては困るので、金網で防御する。

まぁ、こちらが彼らのエリアにお邪魔しているのであるから
見てみぬ振りをするしかないのであるが。


こんな気候の中でも、早くも初夏を思わせるツルニチニチソウが咲き乱れている。
野いちごの花も咲いている。

グリーンテラスのノイバラが、一斉に葉を出して屋根を覆い始めた。
モッコウバラも元気良くアーチを造り始めた。

ライラックやシャガやシロヤマブキも咲き始めている。
ナルコユリやスズランが、木陰で背丈を伸ばし始めている。

爽やかな皐月を運ぶイカリソウが、風に揺れている。

日毎に芽吹く、いのちの力強さに接していると
自然界における、人類である故のひ弱さを思わずにはいられない。

自然の叡智は、ある意味、人類を育み護ろうとして来たのであろうに
人類の叡智は、人間すらも護ることが出来そうにない。

自然の叡智に逆らったツケが、今まさに来ているのかもしれない。

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by lampnosizuku | 2011-04-22 23:27 | garden

春がいっぱい


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ここしばらくの暖かさが嘘のような、寒い一日となった。
いわゆる、花冷えである。

時折、冷たい雨を伴って強い北風が吹き荒れたが
満開となったばかりの枝垂桜は、そのいのちを謳歌するように踏ん張っていた。

この数日の気温の上昇が、花木たちを喜ばせたのか
ガーデンは一気に賑やかになって来た。

数年前から病気にかかつていたカリンの樹に
美しい白い花が咲いた。

カリンの病気が数年続いたので、もう駄目かもしれないと諦めて
思い切ってばっさりと切った。

結果、それが幸いしたのか、不思議なことに生き返ったのである。
カリンの生命力には、驚きと尊敬の念を抱かざるを得ない。

目に見えなくても、根っ子が生きていればこそである。
生きていれば、いつか必ず美しい花を咲かせるのである。

人間だって同じである。

・・・・・・・・・・・・

チューリップの開花に誘われたのか
蝶々がやって来るようになった。

ガーデンの中を、のんびりふわふわ飛んでいる姿を見ていると
ある意味、羨ましくもなる。

芝桜やスミレも、蝶々たちのお気に入りのようだ。

コウシュンカズラも咲き始めたが
白木蓮が、最後の輝きを放って実に見事である。

哲学舎を少し下がった所に、枝垂桜で有名なお寺があるが
もう散り始めているらしい。

ここの枝垂桜は今が満開である。
今日来館された方が、ここの枝垂桜を褒めてくださったのがうれしい。

草抜きとガーデンの手入れに追われる毎日であるが
来館された方々の喜ばれる顔を思い浮かべると、苦労もまた楽しである。

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by lampnosizuku | 2011-04-17 00:03 | garden

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この数日の暖かさのせいか、ガーデンが急に賑やかになって来た。
赤、桃、黄、紫、白、ブルーなど、春を暖める色彩が鮮やかである。

陽気に誘われてか、蜂やチョウチョ、カエル君までお出ましである。
鶯は毎日やって来ては、クロガネモチの木陰で鳴いている。

いつも思うのだが、あの美しい鳴き声と黒っぽい身体の色が、どうもぴったりこない。
メジロのようにウグイス色の身体を持っていたら、随分印象も違ってくるであろうに。

藤原岳の雪も、頂上にほんの少しだけ残っている。
川には、雪解けの清らかな水が流れて気持ちが良い。

枝垂桜やソメイヨシノや山桜も満開である。
花桃の蕾も鮮やかさを増している。

かわいらしいカキドオシやオオイヌノフグリ、タンポポも仲間入りである。
ツルニチニチソウが一杯咲き出し、ムスカリの紫と競演である。

うれしいことに、白いムスカリが今年も咲いた。
ハナニラやマーガレットもどんどん増えている。

モッコウバラは新芽を一杯出して背伸びである。
木々たちも、一斉に若葉を出し始めた。

日毎に、ガーデンの色彩が変化してゆく。
もちろん、お邪魔虫の草たちも元気であることは云うまでもない。

草抜きと手入れが、欠かせない毎日となって来た。
季節は、誰にでも平等にやって来るが、突然の哀しみだけは別のようである。

春の暖かさが、少しでも哀しみを溶かしてくれることを、祈らずにはいられない。

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by lampnosizuku | 2011-04-13 23:02 | garden

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三寒四温の日々を実感している。
昼間など、草抜きをする背中に汗がにじむようになってきた。

近くの森の中で、数日前から鶯が鳴き始めた。
今年は雛が生まれなかったのであろうか・・・。 最初から、上手く鳴いている。

昨日などは、ガーデンの中に来て鳴いていた。
やはり、鶯の鳴き声を聞くと、なぜかこころが弾んで来るから不思議である。

しかし、被災地の方たちのことを思い浮かべると
素直に喜べないのが正直なところである。

起きてしまったことは、残念であるが受け入れるしかないのであろう。
後悔しても、もはやどうにもならないことばかりである。

天災であろうが、人災であろうが、立ちすくんだ後は
現実を直視して前に一歩でも踏み出すしかないであろう。

哀しみが憎しみを凌駕して、助け合うことが出来るのも人間である。
正にお互い様である。明日は我が身かもしれないのである。

春が運ぶ暖かさによって、被災された方たちが
希望と活力を産み出してくれることを祈るばかりである。

・・・・・・・・・・・・

この暖かさに誘われたのか
ガーデンでは、毎日のように新しい仲間が顔を覗かせている。

モクレンが鮮やかに咲いている。
レンギョウも沢山花を付けている。

あちこちでスミレがそっと咲いているし
ハナニラも自己主張を始めている。

スノードロップと入れ替わったのは、スノーフレイクである。
やっと、枝垂桜の蕾が膨らみ、明日にでも開花しそうである。

どんなに踏みつけられても、根っ子さえ生きていれば
また花を咲かせるのが、自然の摂理であろう。

小さな草花たちを見ていると、教えられることばかりである。

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by lampnosizuku | 2011-04-09 00:29 | garden

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今日は、珍しく雲ひとつない快晴であった。
午前中に外出の用があり、久しぶりに山越えをした。

頂上には雪もなくなって、山の肌も春色に染まりつつある。
山桜が早くも咲き始めていた。

川の水は、まだまだ冷たいが澄んでいて清らかである。
夜には気温が下がるが、やはり春の宵である。

ガーデンの山桜も、梅からバトンタッチして三部咲きとなった。
彼岸桜も、蕾を膨らませている。

毎日のように、新しい花が咲き始め
ミツバチの訪れと共にガーデンは、すっかりと春の気配となった。

夜半には、シカ君たちが毎晩のようにやって来る。
どうやら、隣の森の中に家族で棲み付いたようである。

先ほども、ガーデンで小鹿が一匹草を食んでいた。
新芽がやられるかも知れないのが、痛し痒しである。


この一週間は、インテリア展の制作と準備のために
造形作家のYさんと二人で、かかりきりであった。

昨年よりは、点数も増やし新作に挑戦であった。
今回は、陶芸作家中島さんの、干支オブジェとグラスを同時展示である。

古道具類を、リメイクして一品ものの花器を制作した。
生花がまだ少ないので、多肉植物を多用したが、長持ちするのは間違いない。

気候も良くなったので、多くに方に出かけてもらいたいが
何せ、宣伝力が弱いのでどうなることやら・・・。

とにかく、きつい一週間が終わりホッとしたところであるが
先ほどから、悪寒がするので早寝とすることにする。

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by lampnosizuku | 2011-04-06 00:51 | daily