哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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体調が芳しくなく、二週間ぶりの更新となってしまった。
歯茎が化膿し、10日間余り炎症が引かなかった。

痛みがひどかったので、名古屋のかかりつけの歯科医に
一週間の内に三度も通った。
昨日辺りから、痛みが治まってきたのでホッとしているところであるが。

おまけに、七月に痛めた肩と腕が、思うように回復してくれないのである。
六十肩の少しひどい症状らしいが、整形に通ってもマッサージに通っても
一向に良くならないのであるから、致し方ない。
どうやら、一年間くらいは我慢が必要になりそうである。

今年は、年初から右膝を痛めたのをはじめ
五月に左足ももの付け根を痛め、七月に肩を痛めという具合に
身体的な転機の年となってしまった。

老いてゆくという事は、どうやらそういうことらしい。

気構えだけは、老いとは関係なく、前向きに保っているつもりでいるが
身体的な衰えは、容赦なく進行していくのであろう。

六十を過ぎたら、意識的に身体を鍛えていかなければならないということを
実感するこの頃ではある。

肉体は老衰をしていくものであるから致し方ないが
精神は意識的に老成させていかなければならないと考えている。

歳を重ねれば、誰でも老成するとは限らない。
どのように老い、どのように成熟していくのかというビジョンがなければ
ただの老人で終わってしまうであろう。

ただの老人で終わるのも悪くはない人生であろうが
できるならば、老いても尚、夢や理想に向かって前進していく老人でありたいと思う。

夢や理想の実現の途中で、死を迎えられるならば本望であろうか。

・・・・・・・・・・・・

寒さが一段と厳しさを増している。
霜が下りるようになって来たし、陽射しもずいぶん弱くなっている。

山肌は、紅葉にすっかり染まっている。
ガーデンの落葉樹も、殆ど葉を落とした。

柊が美しい白い花を咲かせて、冬の到来を告げている。


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by lampnosizuku | 2010-11-24 22:51 | daily

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朝晩の冷え込みが、日毎に厳しくなってゆく。
小春日和の日が多いとはいえ、昼間でも10度を下回る日が増えて来た。

例年なら、山の紅葉が見事な時期であるが
今年はどうも様子がおかしい。

美しいというよりは、全体がくすんでいる。
鮮やかには、程遠いのである。

藤原町にあるモミジの名所も、今年はパッとしないようである。
酷暑が長引いたせいもあるらしい。

10月に入って、急に寒くなったと思ったら、少し汗ばむような陽気が戻る。
しばらく、そのような寒暖が繰り返されたせいなのであろうか。

葉っぱたちも、随分戸惑っている様子だ。
冷え込みが続いてくれたら良いのであるが、今年は本当におかしい。

ガーデンのヤマボウシとカシワバアジサイだけが
そんなことには関係なく、見事に紅葉している。

秋の夜長を楽しみたいのであるが
ウインターコスモスも咲き始め、寒さが身に染みる冬が早くも本番となっている。

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by lampnosizuku | 2010-11-11 00:14 | daily

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冷え込みが一段と厳しくなりつつある。
山肌は色彩を帯び、紅葉があちこちで勢いを増している。

僕の好きな黄葉もすぐ近くまでやって来ている。
ここしばらくが、山の姿が一番美しい季節である。

あんなに暑かった夏も、10月半ばでやっと衰えていった。
そのせいなのか、今年の山には木の実が極端に少ないという。

おかげで、シカ君が昨年に比べて、毎日のように遊びに来る。
よほど食べ物がないのであろうか・・・。

哲学舎のガーデンには、実の付く樹木が結構植えてある。
サル君たちの好物であるサクランボやグミや柿や桑の実たち。

イノシシ君は、チューリップやユリの球根が大好きである。
シカ君の好物は、未だはっきりしないが、どうも若葉や新芽が好きらしい。

ギボウシや合歓の木やノウゼンカズラの葉っぱが特に好きらしい。
今年は、ほとんど食べられてしまったが、サル君のように根っ子までは
掘り起こさないので木は生きている。

シカ君が剪定をしてくれたと思えば、腹も立たない。
しかし、あちこちに真ん丸いフンをするので、掃除が大変であるが。

ガーデンには、小さな池がある。
どうやら、その池の水を飲んでいるようだ。

池には、ホテイアオイと睡蓮があるが
どうも睡蓮の葉っぱが美味しいらしく、全部食べられてしまった。

だが、山から彼らの餌を奪ったのは、我々人間である。
シカ君が来てくれるのは、内心うれしいのであるが正直複雑な気持ちである。

今、世間を騒がせているクマ君の出没。
山にあるはずのドングリが、極端に減少しているからである。

なぜ、彼らが人里まで出没せざるを得ないのか・・・と考える間もなく
人間は愚かな恐怖から、彼らを撃ち殺してしまう。

九州では、殺戮の果てに、ツキノワグマがすべて絶滅したという。
中国・四国地方でも、絶滅は時間の問題だとされている。

人間を極端に恐れる小心者のクマ君が、人間が破壊した環境のせいで
人間の手によって絶滅へと追いやられてゆく。

COP10が生物多様性の重要性を謳いながら、こういう問題はスルーである。
国家エゴの前では、自然との共生など絵に描いた餅である。

どうやら、人類の存亡の危機を、すべての人が実感するまでは
地球の環境、とりわけ動植物への破壊は続けられそうである。

僕の友人に、日本熊森協会の会員がいる。
二年前に、熊の絶滅を危惧する会話をしたばかりである。

日本熊森協会が呼びかけて実現したトラスト運動が
多くの人の関心を集め、寄付が集まり前進しているという話を聞いて
うれしい限りである。

と同時に、自分には何が出来るのかという問いを課しつつ
小さな森造りに精を出しているところである。

山登りが空前のブームである。
一人がたった一本でいい、どんぐりの成る広葉樹の苗を持って登り
山の奥深くに植樹して下山してくれたらと、願わずにいられない。

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by lampnosizuku | 2010-11-04 00:10 | daily