哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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初めての綿の木に・・・


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ブログの更新が、なかなか出来ない毎日が続いている。
先週から、クリスマスディスプレイの仕事が追い込みにかかっているからである。

11月20日までに完成させなければならないので
連日深夜まで作業が続く。
ディスプレイのアルバイトも、この時期が一番忙しい時でもある。

睡眠不足には弱い方なので、12時を過ぎると睡魔に襲われる。
今夜は少し早めに切り上げて、更新をせねばと頑張ってはいるが。

一昨日の朝、ガーデンに出てみると
春に植えた綿の木に白いフワフワが付いている。
楽しみにしていた綿が実ったのである。
初めて見る、木に成った綿である。

触ってみると、綿そのものである。
なんだか、とても不思議な感じである。

植物の世界の奥深さに、改めて感動させられた。

ツワブキが黄色い花を咲かせている。
クフェアが可愛らしく咲き、菊たちも一斉に花を開かせている。
春しか咲かないと思っていたアブチロンが、また咲いている。

例年よりかなり早く、サザンカや椿が咲き出した。
なんだか、今年は花たちが咲き急いでいる気がしてならない。

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ディスプレイの制作場所は足の踏み場もないほどである。
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by lampnosizuku | 2009-10-29 01:04 | garden

星に祈りを・・・


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この数日、オリオン座流星群が、たくさん見られるというので
一昨日と昨日の夜、寒い中夜空を見上げていた。

流れ星が見えてる間に、祈りごとをすると叶うといわれている。
幸いなことに、30分くらいの間に5つも現れてくれた。

流れ星は、長くて2秒くらいしか光らない。
その間に、祈りごとを捧げるのは至難の業である。

ここでは、夏の夜空に流れ星を見つけることが多い。
いつも偶然に見つけるので、祈りごとが間に合わない。

今回は、祈りごとを、口の中でもごもごと云いながら
その出現を待っていた。

祈りの長さは2秒までである。
欲張ってもいけないので、叶って欲しい夢を一つだけ用意していた。
それでも、早口言葉のようにスピーディに云えるよう
もごもごとつぶやいていたのである。
同じ祈りを、5回も唱えたのだから、叶うような気がしている。

朝晩の冷え込みが、ずいぶん厳しくなって来た。
いつの間にか、虫たちの声も聞こえなくなっている。

ガーデンのケヤキも、枯れ葉を落とし始めている。
ウインターコスモスが咲き乱れ、つわぶきが花を咲かせ始めた。

ツユ草が美しい紫を演出し、ジュズサンゴが赤い実を揺らしている。
名も知らぬ花たちが、ガーデンを秋色に染めている。


今日、来館されたKさんから、珍しいものを頂戴した。
オクラの花びらである。

食べられるというので、試してみることにした。
刻んで鰹節をかけ、醤油にまぶして食してみた。

何とも云えぬ不思議な味である。
味の具合をうまく表現できないのがもどかしいが。

何事も体験であると思うが、
花びらを食するのは、初めてのような気がする。

あとでネットで調べてみた。
オクラではなく、花オクラの花びらであることが分かった。
茹でで食すると美味しいらしい。

こんな珍しいものを食することができるのも
秋のおかげかもしれない。

秋は、冬に備えて食欲が増すのであるが
食欲の秋は、人間だけに限らない。

山の動物たちにとっては、命を懸けた本能である。
昨日も、朝からサル君たちがやって来て
通路に干してあった玉ねぎを持ち去って行った。

サル君たちに盗られることは分かっていたので
半分は家の中に干してあった。

ここのガーデンには、グミや柿やサクランボがある。
来年あたりには、みかんや姫リンゴも実を付ける。

そのほとんどが、サル君やイノシシ君やシカ君の
ご馳走になるであろうが、それもお互い様である。

山や川や、畑や田んぼや、花や木や、虫や動物たちと
共生してこそ、人間たることができるからである。

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by lampnosizuku | 2009-10-22 22:38 | daily

枯葉に誘われて


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しばらく続いていた秋晴れも、昨日は一休みである。
雷様を伴った強い雨が降りつけた。

美しい姿を見せていたコスモスたちが、いよいよ役目を終えようとしている。
バトンを受けたのは、ウインターコスモスや山茶花たちである。

ノイバラが赤い実をたくさん付けて、秋の演出に一役買っている。
姫ザクロが大きな実を付け、お茶の木も花を咲かせている。

池のホテイアオイが、まだ咲き続けているのには驚きである。
早くも水仙の芽が動き出している。

ツユ草が、可憐な姿で踏ん張っている。
コウシュンカズラも、秋風を受けて気持ち良さそうである。

天高く馬肥ゆる秋ではあるが
肥ゆるのは、馬だけではない。

猫のシャガやダヴィも、急に食欲が旺盛になり
冬に備えて肥えてゆく。

秋に食欲が増進するのは、冬に備えて体力を増強させようとする
自然の摂理なのかもしれない。

それとは反対に、冬に備えて葉を枯らし
養分を地中に貯え春を待つ、花木の知恵も自然の摂理である。

ガーデンの欅を始め、落葉樹たちは枯葉を落として冬支度である。
枯葉が舞うたびに、冬の足音が近づいて来るようだ。

身体が、季節の移ろいに合わせて変化するように
こころや精神にも、四季がある気がしている。

長い冬を続けているこころや精神にも、必ず春が訪れることを
素直に信じたいものである。

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by lampnosizuku | 2009-10-19 00:13 | daily

秋深し・・・である


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台風一過あたりから、急激に風が冷たくなった。
今年は、早くも冬の足音が聞こえてくる。

朝晩は、10度位まで冷え込むようになって来た。
夜は炬燵なしではつらい。

今日は、ストーブの手入れをしたり、冬蒲団や毛布を干したりの冬支度である。

ガーデンでは、秋の花たちが、もう少し咲いていたいと頑張っている。
種から育てたインパチェンスが、寒くなっても次々に咲いてゆく。

日陰では、もう万両が蒼い実を付け始めている。
昨年、山で採って来たカラスウリの種を、春に蒔いたが
なんと二つも緑の実を付けてくれた。

ウインターコスモスやホトトギスも咲き出した。
名も知らぬ、ハイビスカスに似た赤い花も咲いている。

昨年の夏にスタッフのYさんが、伊豆半島に旅行した際
土手に咲いていた、名も知らぬ白い花の茎を採って来た。

それを、グリーンテラスに地植えしておいたのだが
数日前から、見事に咲き始めたのには驚いた。

自然の生命力には、驚嘆せざるを得ない。
きっと、人間にも、彼らに負けないほどの生命力が
あるはずである。

彼らから教えられることは、本当に多い。
あきらめているのは、人間だけかも知れない。

肉体にも精神にも、生を持続させようとする強い意志が
潜在していることを、信じてみたいものである。

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by lampnosizuku | 2009-10-12 23:24 | garden

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一昨日から昨日にかけて、大型の台風18号が、日本列島を縦断した。

東海地方を直撃するという予報であったので、備えに追われていた。
植木鉢を室内に取り込んだり、添え木をしたり
ランプの雫やトナカイさんの小さなお家の窓に、板を張り付けたりと・・・。

断水や停電に備えて、水を汲み置きしたり、ご飯を二日分炊いたり
食材を余分に仕入れたりと、備えはかなりしていたが・・・。

当日は、まず雨がかなり強く降り出した。
夜の7時頃からは、風も強くなり始め、これはかなりやばいかなと覚悟する。

夜半まで気をもんでいたが、知多半島に上陸したにした頃には
深い眠りに入ってしまっていた。

朝起きて、ガーデンに出てみたが、案の定コスモスがほとんどなぎ倒されている。
しかし、風が予想より弱かったようで、立木は無事であった。

どうも、名古屋あたりの方が、風が強かったらしい。

しかし、今回は雨にやられた。
やられたのは、花木ではなく家屋の方であった。
自宅二階の屋根トタンがずれたらしく、かなりの雨漏りに見舞われた。

美術館のキッチンにも雨が漏れている。
トナカイさんのお家も、雨漏りにやられていた。

明日あたり、屋根に登って調べてみようと思うが
雨漏りの原因を見つけるのは、素人には難しいらしい。
だが、業者に頼む余裕もないので、致し方ない。

あの眠りの中で聞こえていた、シトシトピッチャンの音は
夢の中の音ではなかった。現実の音なのであった。


今日は、少し風も穏やかになって、美しい青空が拡がった。
ガーデンの花たちも、元気を取り戻したようである。

夜になって、急に冷え込んできた。
コタツを入れないと居られないほどである。
という訳で、今はコタツに入ってブログを更新中である。

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by lampnosizuku | 2009-10-09 23:22 | daily

十六夜に見守られ・・・


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祈りが通じたのであろうか。
一昨日に続き、昨夜も美しいまん丸い月が顔を見せた。

秋雨前線が停滞し、かなり心配したが
朝から見事な秋晴れの空が拡がった。

みんなの祈りが通じたのであろう。
哲学舎の、お月見パーティは、十六夜の月に見守られ
穏やかに温かい雰囲気の内に幕を閉じた。

予定時刻より、かなり早く集まるドキドキライブ参加者たち。
リコーダーやオカリナの音色が、まだ明るい空にこだまする。

4時頃から、造形作家Yさんのアドバイスで
森やガーデンの自然素材を利用した、クリスマスリース作り。

5時過ぎから、個性豊かな自己紹介が始まった。
そして、YOKOさん仕出しの料理に、わいわいとしばらく舌鼓。

6時15分ころから、美しい月が顔を見せ始めた。
ランプガーデンに移動して、月明かりの下で野外ライブが始まった。

初参加のオカリナグループ「テイルハウス7」
みんなかなり緊張気味だったが、初ステージにしてはなかなか良い出来栄えであった。

続いて、Fさんと助っ人によるリコーダーの演奏。
月夜にこだまする、美しいハーモニーに、みんなうっとりと聞き惚れていた。

十六夜の月が天空に近付き、かなり明るさを増している。
ドキドキライブ後半は、カフェに移動して室内演奏を楽しんだ。

SSコンビによる歌とピアノのデュオ。
3回目となるヴォーカルのSさんも、随分度胸が付いて
アンコール曲までこなす歌唱力が育っているようだ。

続いて、「桑名の風」5人組による、リコーダー五重奏の演奏である。
バスからソプラノまでの五重奏のハーモニーが、見事な美しさであった。
「ふるさと」をリコーダーと一緒に全員合唱したが、良い思い出となったことであろう。

次は、飛び入り参加のIさんのギターと僕のベースでセッションである。
サマ-タイムの途中から、Iさんが歌い出したのにはびっくり。
後で聞いたのだが、本当は歌うのが大好きらしい。

最後は、Sさんのピアノと僕のベースでデュエット。
ジャズを勉強し始めて3年のSさんは、回を重ねるごとに成長が著しい。

温かい雰囲気の中、無事にライブも終わり、全員で記念撮影。
途中、Nさんの光る頭が満月に変身して、窓越しから姿を現したのには
びっくりするやら、おかしいやら。
スタッフのYさんの発案らしいが、いやな顔もせず楽しんで協力する
Nさんには頭が下がる思いである。

予定時間をオーバーしてしまったが
みんなの顔が、来た時とは随分違って、穏やかな表情に変わっていたのが
何よりの収穫であり、うれしいことであった。

日常の中で、みんなが温かい気持ちになれる機会は少ないかもしれない。
そう思うと、こんなイベントを企画できる幸せを有難いと思う。

十六夜の月に見守られ、笑顔の内にみんなを送り出せたことに感謝である。
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by lampnosizuku | 2009-10-06 00:11 | ivent

秋の長雨もうれし


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数日前から、少し冷たい雨が降り続いている。
どうやら、秋雨前線が居座っているらしい。

ガーデンの花木たちにとっては、恵みの雨である。
春先が木の芽起しの雨なら、この時期の雨は、根っ子起しの雨なのであろうか。

地上の花たちが、枯れてゆくにつけ
地中の根っ子たちは、来春に備えた活動に入るようである。

コスモスたちも盛りを過ぎ、タネ作りを始めている。
キンモクセイの甘い香りが、ガーデンに充満する。

ホトトギスが黄色い花を付けている。
二年目のデュランタが、紫の花を付けた。

早くも、山茶花が蕾を膨らませている。
野菊たちも、あちこちで咲いている。

トンボたちの姿も、めっきり少なくなってしまった。
彼岸も過ぎ、申し合わせたようにヒガンバナが花を散らした。
冬近しである。

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by lampnosizuku | 2009-10-01 00:09 | daily