音の楽芸会も終り・・・一気に秋へ
2020年 09月 16日
9/13に行われた「音の楽芸会」の報告である。
朝まで静かに降り続いていた雨も、祈りが通じたのか・・
10時ころから青空が少し顔を見せ始めていた。
哲学舎を応援するモグラマルシェは、いつもガーデンで行うので気が気ではなかったが
11時には何とかセッティングすることが出来一安心であった。
いつも温かい品々を寄贈してくださる方に、心から感謝である。
10時半ころミキサーのKくんが早くも到着、準備に取り掛かる。
11時過ぎには、ぼちぼちと集まり始めている。
今回特別ゲストの長野たかしさんと森川あやこさんも
早々と京都府から到着である。
おふたりは御夫婦である。
人形劇団MOMOを主宰され、国際貢献を始め教育関係での公演も多数行っています。
長野さんは50年ほど前に「五つの赤い風船」のベーシストとして活躍されていたが
この数年は、不条理な世情を憂い、平和への希求とともに、再びギターを手にし
オリジナル作品を中心に、奥様でもある森川さんとデュエットで各地の平和集会や
市民講座やライブハウスなどでライブを通して活躍されています。
今年は古希を記念して「残り時間」というCDをリリースされ
全国70箇所でライブを予定されていたそうですが、コロナ騒動に巻き込まれ
予定が大幅に狂ったそうです。
そんな折、今は無き、名古屋の「きてみてや」でセッションさせていただいた関係で
この「音の楽芸会」にゲストとしてお越しいただいた次第です。
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12時半ころには、ほぼ全員が集合してモグラマルシェを楽しんだり
手作り弁当を食べたり、深呼吸したり、散策したり・・・。
13時には全員が集まり
いよいよライブの始まりである。
一番手は、Siさんと歌おう。
みんなと一緒にSiさんが「野に咲く花」を3番まで歌いました。
二番手は、毎回参加のSaさん。
お馴染みのウードを引っさげての登場。
また難曲に挑戦である。
かなり練習した成果が出ていたようである。
三番手は初参加のWさん。
1年半前から習い始めたというアコーデオン。
かなり緊張しながらも最後まで弾き通して、最後は笑顔が爽やかでした。
四番手も、初参加のMiさん。
オリジナル曲を2曲。エリックさんのギターと僕のベースでサポート。
今までで一番気持ちよく歌えたそうであるが、サポートの二人はぶっつけで緊張であった。
五番手はT&Mさん。
いつもケーナのソロで参加のMさん。今日はギターのTさんの伴奏で2曲。
ジブリと「手紙」。心に響く演奏で楽しませていただきました。
六番手はSinoさん。
突然ギターとベースのサポートを頼まれたので、またいつもの尾崎豊のI love youかと思いきや
「街路樹」とかいう知らない曲であった。サポートの二人は集中力で何とか乗り切ったが。
「大阪で生まれた女」は知っていたのでノリノリで。声もよく出てましたね。
七番手はRikiさん。
新曲のオリジナルとアンパンマンマーチをギターとベースのサポートで披露。
音楽に対する姿勢はいつも真面目で気持ちがいい。
アンパンマンでは大切なメッセージを伝えてくれる。
ここで前半を終了。みんなでおやつタイム。
今回のおやつは、いなべにある天然酵母パン「おやつハウス」の
にんじんケーキとあんぱんである。
Yamaちゃんの差し入れお菓子も美味しかったね。
お腹が満足したあとは
ガーデンにて全員で記念撮影である。
30人の笑顔が自然の中で映えているね。
さて、15時からは後半の始まりである。
八番手は初参加の「びんびん」である。
今年から4人編成で始動のびんびんであるが
始まる前に、急遽ももちゃんという小学生が飛び入り参加。
なんと「遠い世界に」を熱唱。 これがまた堂々とした歌い方で上手い。
後で聞いたら、なんでもいろんなコンテストに挑戦しているという。
将来が楽しみな女の子である。
MOMOちゃんが終わって「びんびん」が3曲。
オリジナル2曲と五つの赤い風船の「まぼろしのつばさと共に」を熱唱。
平均年齢が前期高齢者らしいが、ツナギのお揃いのユニホームに若さが漂っていた。
九番手は毎回参加のTaさんが仲良しのKoさんを誘ってTakaKoniで初参加。
ビビデバビデヴのテーマソングから、ミドラーのROSEへ。
最後は意表を突いて「九州パンケーキ」の歌でみんなを楽しませてくれた。
十番手はErickさんのギター弾き語り。
peaceなバラードと「love is still the answer」をシックに歌い上げてくれた。
十一番手はシバヨーさん。
少し疲れ気味の感じがしたが、歌い始めたら圧巻であった。
ユーミンの「雨のステーション」とオリジナルのあの歌「ふるさとはアジア」。
長野さんがいらしたせいなのだろうか、一段と気合が入っていたような歌いっぷりであったが。
やはり、抜群の歌唱力である。
今年12月のボトムラインでのソロコンサートが実現できるよう祈っている。
さて最後はいよいよ特別ゲストの登場。
長野たかし&森川あやこである。
ウサギ人形のザベスちゃんの声を借りながら、世情をチクリと風刺するあたりは
さすがプロの技である。
CD「残り時間」から数曲。
モノ云いたくても云えない人たちを代弁して勇気づけたり慰めたりと
歌詞とメロディーに込めたお二人の想いは、聴衆の心に深く届いたと思われる。
アンコールに応えて、「血まみれの鳩」を演奏されるというので
ご一緒させていただいた。
CD「残り時間」は、みなさんの協力でお預かりした10枚が完売しました。
ありがとうございました。
参加できなかったみなさんも、是非長野たかし&森川あやこさんのCDをお聞き頂けたらと思います。
心配した雨も最後まで降らず、無事に終えたこと感謝である。
こんな時代だからこそ
音楽を通して何が出来るかを
一人ひとりが少し真面目に楽しく考えられたらと思う。
次回は12/20のXmas Partyである。
テーマは「もしも あなたが サンタさんなら?」である。
お暇な方はどうぞ!
by lampnosizuku
| 2020-09-16 00:40