春の余韻を楽しむ間もなく・・・初夏来たる
2018年 04月 03日
三寒四温の響きが虚しく聞こえる今年の春の到来である。
一寒四温 と云えるほどの異常な陽気である。
観測史上初という異常さがニュースで伝えられている。
年々、地球環境の衰退が進んでいるからであろうか。
その異常さに合わせるかのように
政界や世界情勢が狂い始めているようだ。
どれだけ文明や科学が進歩しても
やはり人間の叡智には、平和を構築するという概念がなさそうである。
・・・・・・・
この異常な暖かさのせいで、ガーデンは春と初夏が混在して
雪国の春を思わせている。
スノードロップは2月終わり頃から咲き始めていたが
追い越すかのように、クリスマスローズが一斉に花を開く。
クリスマスローズは頑張って増やしているが、やっと50株くらいに増えてきた。
来年あたりはクリスマスローズフェアでも開催しようかと思う。
梅が咲いたと喜んでいたら、桜のつぼみが膨らんで
梅が花を終える前に、桜の開花である。
桃の花も仲間入りして、梅、桃、桜と異様な饗宴である。
タンポポが咲く前に、ツルニチソウが顔を出し、すみれは春を探して戸惑っている。
ムスカリが顔を出したかと思えば、ボケが負けじと花を咲かす。
レンギョの鮮やかなイエローに見入っていると、トサミズキがちょっかいを出す。
今日は18度くらいまで暖かくなったせいか
ツルニチソウがあちこちで顔を出している。
黄梅もつぼみを大きく膨らませている。
利休梅も負けじと美しい純白の花を咲かせている。
昨日から、ウグイスくんがやって来て
ガーデンで美声を披露している。
冬休みのメンテナンスもなんとか終わり
いよいよ明日4日から、今年の開館である。
スタッフのYさんが、ジャンクのオブジェをたくさん作ってくれました。
ガーデンを散策しながら探してみてくださいね。小さなモノもありますよ。
この気温の急激な変化に、身体が少しついて行けないが
無理せずゆっくり庭仕事に励みたいと思う。
・・・・・・・
by lampnosizuku
| 2018-04-03 22:58
| garden