春遠からじ
2015年 01月 12日
今年の春は早足でやって来そうである。
今日の陽射しは、まさに初春のまぶしさを放っている。
昨夜からの雪で、ガーデンもうっすらと雪化粧である。
それにしても、今冬は雪の日が多い。
例年は、クリスマス頃に初冠雪となるのだが
今冬は12月の第一週に早くも10センチの積雪であった。
正月は、久しぶりに白銀の幕開けである。
雪のガーデンに出てみると、早くも木々たちが春の準備をしている。
今日も正月が明けたばかりだというのに
青空が拡がると、陽射しはまぶしいくらいである。
今年はどんよりとした日が少なく、不思議なくらい空が開けている。
陽射しの中に天気雨が舞って、地面に届く美しい虹をかけてくれた。
ここでは条件がいいのか、虹は沢山見られるが
虹の端っこを目の当たりに見たのは初めてである。
車の中から携帯のカメラで撮ったから分かりにくいが、ちゃんと端が写っている。
急いで車をそこに向かって走らせ、虹の端っこに飛び込んだ。
こんなことは偶然にしても、奇跡的な体験かもしれない。
なんともロマンチックな年初めであるが・・・。
ガーデンでは、ロウバイが例年より早く咲いている。
ヒイラギナンテンも美しい黄色を放っている。
花木たちは、赤みを帯びた花芽を膨らませているし
クリスマスローズは、雪の中から新芽を沢山覗かせている。
シカ君やサル君たちは、雪の中から餌を探すのに苦労してるだろうか。
春が待ち遠しいのは、人間だけではなさそうである。
休館の間にやらねばならないメンテナンスや作業が結構あるが
体力と相談しながらの歳になって来たので、ゆっくりとやることにしよう。
by lampnosizuku
| 2015-01-12 12:24
| daily