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哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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春遠からじ


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今年の春は早足でやって来そうである。
今日の陽射しは、まさに初春のまぶしさを放っている。

昨夜からの雪で、ガーデンもうっすらと雪化粧である。
それにしても、今冬は雪の日が多い。

例年は、クリスマス頃に初冠雪となるのだが
今冬は12月の第一週に早くも10センチの積雪であった。

正月は、久しぶりに白銀の幕開けである。
雪のガーデンに出てみると、早くも木々たちが春の準備をしている。

今日も正月が明けたばかりだというのに
青空が拡がると、陽射しはまぶしいくらいである。

今年はどんよりとした日が少なく、不思議なくらい空が開けている。
陽射しの中に天気雨が舞って、地面に届く美しい虹をかけてくれた。

ここでは条件がいいのか、虹は沢山見られるが
虹の端っこを目の当たりに見たのは初めてである。

車の中から携帯のカメラで撮ったから分かりにくいが、ちゃんと端が写っている。
急いで車をそこに向かって走らせ、虹の端っこに飛び込んだ。

こんなことは偶然にしても、奇跡的な体験かもしれない。
なんともロマンチックな年初めであるが・・・。

ガーデンでは、ロウバイが例年より早く咲いている。
ヒイラギナンテンも美しい黄色を放っている。

花木たちは、赤みを帯びた花芽を膨らませているし
クリスマスローズは、雪の中から新芽を沢山覗かせている。

シカ君やサル君たちは、雪の中から餌を探すのに苦労してるだろうか。
春が待ち遠しいのは、人間だけではなさそうである。

休館の間にやらねばならないメンテナンスや作業が結構あるが
体力と相談しながらの歳になって来たので、ゆっくりとやることにしよう。

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by lampnosizuku | 2015-01-12 12:24 | daily