初凍り
2013年 11月 30日
昨日の朝は寒さで目が覚めた。
気温は零下2度。 寒いはずである。
ガーデンに出てみると、案の定、水桶と池に薄く氷が張っていた。
11月だというのに、近年では最も速い初凍りである。
今朝の藤原岳は、うっすらと雪化粧である。
近年稀にみる早い積雪である。
この数年の異常気象は記録ずくめであるが、今年もかという具合である。
地球が何やら変化しつつあるということが、実感として分かる気がする。
このような自然の変化が人間に与える影響も、どうやらバカにできないみたいだ。
最近の世界情勢や政治の現実を見れば明らかである。
どうやら人類は、科学文明を進歩させる能力はあっても
喧嘩一つ我慢することもできない存在のようである。
人類史上、原罪や煩悩は、何一つ修められてはいない気がする。
それが人間の限界かもしれないが、我々人類は哀れな存在だというしかないのであろうか。
・・・・・・・
今年も、残すところ、あとひと月となった。
歳を重ねるごとに、一年が短くなるということが実感として分かる。
分子が1のままなのに、分母は毎年歳の数だけ増えてゆくからかもしれない。
死を意識する歳になるにつれ、やり残したことを為すには時間が足りないと思うからかもしれない。
いずれにせよ、納得して満足のゆく歳の取り方をすることは至難であろう。
だが、その内の半分でも努力できたら、生きていて良かったと思える気がする。
僕らはみんな生きているという歌があったが
本当は、僕らはみんな生かされているんだという自覚が大切だと思う。
感謝の気持ちをいつも忘れずに
死の時まで、一歩前へ、である。
by lampnosizuku
| 2013-11-30 21:08
| daily