虫たちも飛び回る
2012年 05月 16日
季節はずれの冷え込みも一段落して、爽やかな皐月が戻って来た。
陽射しは眩しさを増しているようだ。
ノイバラの白い花が少しずつ咲き始めている。
いつもなら、バイカウツギが先に咲くのだが、今年は逆のようだ。
まだまだ花木たちも戸惑っているのか。
晩春と初夏がせめぎ合っている。
森に棲むシカ君の家族が、毎日のように遊びに来ている。
ギボウシは数箇所に植えてあるのだが、なぜか決まった二箇所だけがお好みようである。
多少の被害はあるが、こちらがお邪魔している身である。
上手く付き合っていくしかない。
モンシロチョウがまだ飛んでいるが
この数日は、クロアゲハが盛んにやって来るようになった。
カナブンたちもブルーベリーの花がお気に入りの様子。
ミツバチ君たちは、やはりツツジが美味しいのであろう。
クマンバチ君は、大きな身体をユーモラスに動かして
花から花へと蜜を求めて忙しそうである。
クマンバチ君は見た目が怖そうであるが、性格は全くおとなしい。
まず攻撃して来ることはない。 スズメバチ君とは大違いである。
ヒヨドリ君の赤ちゃんが産まれたのか、初めて三匹でやって来た。
ツガイで行動する鳥である。 珍しい光景を目にすることが出来ラッキーである。
猫のダヴィンチ君は、やっとサカリが過ぎたのか
この数日は、家の中やガーデンで昼寝三昧である。
ガーデンで咲く花の移り変わりが、少し目まぐるしい。
雑草という草はないのだが、それでもオジャマムシになる草たちはいる。
彼らもかわいい花を咲かせるのだが
見とれているのは数日だけにしておかないと、後が大変である。
エビネが大きくなって妖艶な花を咲かせているし
シランが株数を増やして、控えめに咲いている。
JAでフクシアを見つけたので買い求めたが
この紫と赤の鮮やかな組み合わせが、僕には未だに謎である。
今夜も外はひんやりとしている。
このままだと、どうやら今年の夏は、より短くなりそうな気配である。
ホタルの幼虫君たちは、今ごろ何を想っているのだろうか?
by lampnosizuku
| 2012-05-16 22:42
| daily