寒さもピークを迎え・・・
2012年 01月 07日
年末からの寒さが、厳しさを増している。
昨日も10センチの積雪である。
クリスマスから、ガーデンには雪が残ったままである。
年々、雪の大変さに気付かされてゆく。
雪国では、雪の重みで家がつぶれるという話を聞いたことがあるが
パイプのバラアーチがつぶれて、初めてその怖ろしさを実感した。
昔、TVで屋根の雪下ろしの映像を見たことがある。
その時は、すぐに降り積もるのに、無駄な努力ではないかと暢気に考えていたが
いざ体験してみると、雪は侮るなかれである。
それにしても、ここは三重県でも一番雪が降る。
伊吹下ろしがあることは知っていたが、それにしても多すぎる。
アメダスと地図を眺めていて、その謎が解けた。
若狭湾と伊勢湾を結ぶ距離が、本州では一番短いのである。
おまけに、途中には琵琶湖が存在している。
若狭湾を抜ける北風が、琵琶湖の上で増幅され伊勢湾に抜けるのである。
琵琶湖からここまでの直線距離は40~50キロ。
福井県にある雪雲が、強風にあおられれば、ここまで簡単に届くわけである。
年々、雪が少なくなって来ているというが
今後は、認識を改めて雪国並みの準備をしなければならないであろう。
寒さに震えて嘆いているわけにもいかず
一昨日から、グリーンテラスのバラアーチの改修工事に取り掛かった。
のしかかった雪を振り落としながら、剪定バサミでバラの枝を細かく切ってゆく。
ナニワイバラの棘はかなり硬く、皮手袋の上からも突き刺さってくる。
作業用のジーンズなどは、簡単に突き通すので大変である。
手前から、少しずつ少しずつ細かく裁断してゆく。
ナニワバラを取り除くのに、丸一日半かかった。
5年かけて成長したのに、かわいそうな気もしたが、根っ子が残っているのでバッサリと。
今朝からは、土台となっていたビニールハウスのパイプをカットし始める。
金ノコでは、気が遠くなる作業なので、パイプカッターを購入する。
一本ずつ手作業でカットしてゆく。
今日は、とりあえず真ん中部分をカットすることが出来た。
両サイドのパイプは、地面に埋まっているので一苦労となる。
丸太をはずしてバランスを考えながらの作業となるが、2~3日で出来るであろうか。
パイプが撤去出来れば、どう造作してゆこうかというイメージも湧くであろう。
・・・・・・・・・・・・
こんな寒さにもめげず、ガーベラが一輪咲いている。
戸惑っていたスイセンたちも、ちらほら咲き出した。
冬来たりなば春遠からじであるが
それを実感するのは、まだまだ先になりそうである。
by lampnosizuku
| 2012-01-07 23:05
| daily