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哲学舎という名の美術館館長が綴る草想ブログ


by lampnosizuku
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Mafy's Xmas


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昨夜、芸術の森マフィーのクリスマスパーティを開催した。
今年で五度目となる。

今日のような穏やかな陽射しはなく
朝から時雨れていた。

それにもかかわらず、冷たい小雨の中を
35名の老若男女が集まってくれた。

ガーデンでの造形プログラムは、雨のために
場所をランプの雫に急遽変更した。

一週間前からの準備は大変であった。
というのも、先日痛めた腰と膝の状態が芳しくなかったからである。

毎回そうであるが、パーティの準備には相当な労力がいる。
特にクリスマスは、料理の他、ディスプレイやプレゼント作りなど
大変な手間がかかる作業がいる。

いつものようには動けない僕に代わって
スタッフのYさんが、大活躍してくれたおかげで
無事に終えることができた。 実に頼もしい有難いスタッフである。

3時過ぎから集まり始めた参加者も、4時過ぎには30名ほどになっていた。
受付を済ませた人から、ランプの雫で正月飾り作りに挑戦。
稲穂や自然素材を使って、各自が作家気分でオリジナリティを発揮する。
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5時前から、自己紹介を兼ねて「もしも私がサンタさんなら」という設問に対し
各自が思い思いの夢やメッセージを語った。

そして、YOKOさんとYさんの作った手料理を心ゆくまで満喫。
この頃には、緊張気味だった初参加の人々も笑顔でリラックス。

お腹が満足したあたりの6時前から、いよいよドキドキライブが始まる。
一番手は、小学生のTA君と中学生のMA君のリコーダー合奏。
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続いて、MA君とお母さんの微笑ましいリコーダー合奏。
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おまけは、MA君のウクレレ独奏の初披露であった。
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二番手は、初参加HAさんのピアノ独奏で「エリーゼのために」。
60代半ばから習い始めたという頑張りは、拍手喝采である。
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三番手は、同じく初参加TAさんのピアノ独奏で「太陽がいっぱい」。
TAさんも60代から習い始めて一年の成果が、無事に発揮されていた。
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四番手は、いつも美味しい手作りシフォンケーキを差し入れてくれる
KAさんのオカリナ独奏。 習い始めて一年足らずにもかかわらず
宋次郎の曲に挑戦するほど上達している。
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五番手は、SUDさんのヴォーカルとSUGさんのピアノのデュエット。
三度目のライブでステージ度胸も満点である。
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続いて、SUDさんのヴォーカルにSUDさんの娘さんがピアノで伴奏。
微笑ましい親子共演となった。
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ここで休憩を挟み、再び料理や飲み物でリラックス。

後半一番手は、MOさんが率いる津軽三味線三人組の登場。
MOさん以外は初出演で緊張していたが、なんとか無難に弾き終える。
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続いて、MOさんの友人が「炭坑節」を歌い、全員で振りを付けて
盆踊りを彷彿とさせる光景であった。
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後半二番手は、毎回参加のFUさん率いるクインテットのリコーダー演奏。
ソプラノからアルトまでのリコーダーを使ったアンサンブルは
素人の域をとうに超えている素晴らしい演奏である。
参加者全員美しい音色とハーモニーに酔いしれる。
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続いて、SUGさんのピアノ伴奏で、MIさんのリコーダー独奏。
難しい曲である「SERENATA」を、流暢に弾きこなす腕前は
さすがベテランである。
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続いて、クインテットの中の高校生三人組が演奏。
全国大会にも出るという腕前と度胸には、全員が聴き入ってしまった。
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続いて、クインテットに SUDさんのヴォーカルが飛び入りしてセッション。
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後半三番手は、SUGさんのピアノと僕のベースでデュエット。
SUGさんは難しいJAZZを習い始めて三年目であるが
アドリブがやっと様になって来たのはうれしいことである。
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そして、最後の出演者は初参加のゴスペルグループ「ファイヤーワークス」である。
クリスマスにふさわしい讃美歌を歌ってくれ、雰囲気を盛り上げてくれた。
初参加とは思えないほどの、笑顔と振り付けであった。
そして、全員で「聖夜」を静かに合唱し、ライブを無事に終えた。
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いよいよ、サンタさんの登場である。
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隣村のフィンランド村(?)から、マフィーのために駆け付けてくれた。
今年のサンタさんは、いつもビデオを撮ってくださるKAさんにお願いした。
あわてんぼうのサンタさん、袋の中のプレゼントはなんと長靴。
でも大丈夫。プレゼントはちゃんと一杯用意してありました。

そして、サンタさんとジャンケンをして、勝った人から選べるという
ジャンケンプレゼントが始まった。
品物は、こちらで調達したものや差し入れで頂いたものなど。
百円から数千円の価値のある品々が並ぶ。

みんな笑いながらも真剣勝負である。
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それにしても、最後まで負け続けたMAさん
数十回は負け続けたことになる。
でもサンタさんと、一番長く向き合えたのだから幸せだったのだろう。

お開きの時間が来て、全員で記念撮影。
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予定時間を一時間もオーバーしたが、本当に温かいひと時を過ごすことができた。
帰り際のみんなの顔が、来た時とは比べ物にならないほど
穏やかになっていたのが、何よりの喜びであった。

会場のあちこちでは、スタッフである造形作家Yさんの創作した
野菜や自然素材を使ったオブジェが彩を添えた。
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夜空のどこかで、マフィーのパーティを見ていたサンタさんがいたのだろうか。
穏やかで温かいこころをプレゼントしてくれた、本物のサンタさんに

「ありがとう!サンタさん」
by lampnosizuku | 2009-12-25 00:25 | ivent