初冬の星空が美しい
2008年 12月 06日

昨夜から寒冷前線の冷たい雨が降っていた。
この数日は、初冬とは思えないほど、小春日和の陽射しが暖かであった。
夜ともなれば、天空には実に鮮やかな星たちが、凛として輝いている。
三日月の輝きが、まるで絵に描いたように美しかった。
星座には詳しくないが、オリオン座くらいはわかる。 都会では見られない鮮やかさである。
ここにいると、本当に天空が近くに感じる。
手を伸ばせば届きそうな錯覚にとらわれるから不思議である。
一昨日の夕陽は、久しぶりに幻想的な演出をしてくれた。
月と一番星を引き連れながら、藤原岳のかなたへゆっくりと沈んでいった。
20分ほど眺めていたが、夕陽の沈む速度が以外にも速いのには驚いた。
地球の自転の速度を、久しぶりに実感したひと時であった。
ガーデンでは、夏の名残りを惜しむかのように、頑張っている花たちもいる。
スイセンがたくさんの芽を膨らませているというのに。
猫のダヴィ君が、今朝から元気がない。 食欲もなくじっとして寝たままである。
昨日の昼あたりから、少し様子がおかしかったが、昨夜は食欲があった。
初めてのことなので、少し心配ではある。
シャガ君も気になるのか、ダヴィ君に寄り添って、体を舐めたり温めたりしている。
実に美しい兄弟愛というべきか。 猫や自然の生き物たちに教えられることは実に多い。



